新垣は本格参戦1年目に優勝1回&2位2回と充実のシーズンを送った。フレッシュ賞選出の吉報に、「歴代の受賞者がすごい方ばかりなので、このような賞に選んでいただき大変光栄です。他の競技の方とお会いする機会はめったにないので、表彰式を楽しみにしています」と、喜びのコメントを寄せた。
初優勝した4月のサイバーエージェントレディスでは、初日から首位を守る完全V。2017年のプロテストに合格した中では、プロ転向後の優勝一番乗りだった。平均パット数は1・7712で全体5位とグリーン上で勝負強さを発揮し、トップ10が6回と好成績を残した。昨年引退した、日米通算24勝の宮里藍さん(33)に憧れる沖縄の後輩は、「体力を強化して、来年は複数回優勝したい」と、さらなる活躍を誓った。
◆新垣比菜(あらかき・ひな) 1998年12月20日、沖縄・うるま市生まれ。19歳。9歳でゴルフを始め、小学6年の2011年ダイキンオーキッドレディスでツアー初出場。15年下部ツアー1勝。16年日本ジュニア優勝。沖縄・興南高を卒業後、17年夏のプロテストに一発合格した。家族は両親と兄。165センチ、56キロ。