もう一つうれしいことは、大相撲・御嶽海と同時受賞になったことだ。まだ2人は対面したことがないが、山川は「大相撲の御嶽海に似てるから」という理由で、来季から本塁打後の新パフォーマンスに、球場を巻き込む「どすこい」ポーズを行うことを決めている。それだけに喜びは倍増となった。
今オフは表彰式やイベント、メディア出演、自身の挙式などで今までにないくらい多忙。「この状況の中で練習をしないといけないのは大変。でも体の状態もスイングスピードとかもまだ上がると思っている」と山川。公言している来季目標「50発超え」へ向け、フルスイングでこれからもファンを魅了していく。
◆山川穂高(やまかわ・ほたか) 1991年11月23日、沖縄・那覇市生まれ。27歳。中部商から富士大を経て、2013年ドラフト2位で西武に入団。17年11月「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にオーバーエージ枠で出場し、稲葉ジャパン初陣の4番。11月に行われた「2018 日米野球」に出場。特技はピアノ、書道(8段)。愛称は沖縄産の豚から「アグー」。176センチ、108キロ。右投右打。来季年俸1億1000万円。既婚。