W杯直前の親善試合に4連敗と自信を喪失していた日本代表は、初戦のカメルーン戦で本田圭佑の決勝ゴールで勝利し勢いに乗った。本国以外で開催されたW杯で初めて決勝トーナメントに進出。目標のベスト4には届かなかったが、ベスト16は堂々の成績だ。
原委員長は「サポートメンバーが頑張ってくれた」と、練習要員として帯同した若手4人(香川真司、永井謙佑、山村和也、酒井高徳)にも感謝。W杯後にドイツ・ドルトムントに移籍した香川について「あの悔しさが今の活躍につながっているでしょう」と続けた。
日本代表の来年の目標は、ザッケローニ監督も好んで使っている「成長」。アジア杯(1月)、南米選手権(7月)、ブラジルW杯予選(9月~)などビッグマッチが目白押しの2011年を、全力で駆け抜ける。