7日に秋田入りして湯沢市の病院などを訪問。一夜明けてたこの日も精力的だった。朝から秋田市立総合病院、桜丘会特別養護老人ホームを訪れて市民を激励。空路で帰京して「ニッポン放送ショウアップナイター」のイベントに出席後、この表彰式に駆けつけた。多忙なオフを過ごしながらも「2010年は、原点に帰ってしっかり戦いたい」と気持ちはすでに日本一連覇へと向かっている。
◆原辰徳(はら・たつのり) 1958年7月22日、福岡県大牟田市生まれ。49歳。東海大相模高では父・貢監督のもと、74年から3年連続で夏の甲子園出場。75年センバツでは準優勝。東海大では首都大学リーグ3冠王を2度獲得。80年ドラフト1位で巨人入団。81年に新人王、83年は103打点で打点王とMVP。巨人では通算1066試合で4番を務めた。95年に現役引退。通算1697試合で1675安打、382本塁打、1093打点、打率2割7分9厘。99年に野手総合コーチとして巨人復帰。ヘッドコーチを経て、02年に監督就任。1年目にリーグ制覇、西武との日本シリーズは4連勝で日本一に。翌03年オフ、チームが3位に後退した責任を取って退任。181センチ、86キロ。右投右打。