【2006年】大相撲　朝青龍明徳

　大相撲の横綱・朝青龍（２６）＝高砂＝は、横綱審議委員会によるけいこ総見のため表彰式を欠席。師匠・高砂親方（元大関・朝潮）が代理で出席した。受賞が決まった７日には「３年連続はすごいよね。うれしい」と喜んでいた最強横綱。総見では大関・琴欧洲（２３）＝佐渡ケ嶽＝と三番げいこを行ったが、いきなり右肩を痛めた影響もあり、４勝３敗と精彩を欠いた。しびれが走ったようで「これから集中していけば問題ない」と強調したが、Ｖ２０へ不安要素が浮上。

　◆朝青龍明徳（あさしょうりゅう・あきのり）　本名・ドルゴルスレン・ダグワドルジ。１９８０年９月２７日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。２５歳。高砂部屋。９７年に来日し、高知・明徳義塾高に相撲留学。９９年初場所、初土俵。２００１年初場所、新入幕。０２年名古屋場所後に大関昇進。０３年初場所後に初土俵から所要２５場所の最速記録で横綱昇進。優勝１５回（歴代単独５位）。殊勲賞３回。技能賞３回。得意はもろ差し、寄り。家族はタミル夫人（２５）と１男１女。１８４センチ、１４４キロ。