小坂なおみ、大坂なおみ全豪Vにものまね忘れ絶叫!ウィンブルドン行く

スポーツ報知
観戦したスポーツバーで、大坂なおみのように勝利のガッツポーズを見せる小坂なおみ

 26日に決勝が行われたテニスの全豪オープン女子シングルスで優勝し、日本勢初の世界ランク1位を決めた大坂なおみ(21)の快挙に、都内スポーツバーで見届けたものまねタレント・小坂なおみ(34)も思わず感動の涙を流して喜んだ。

 優勝の瞬間、「Umm…シンジテマース」と本人になり切って祈るように応援し続けた小坂が、大坂ばりにガッツポーズを左手で作った。お客さんの「なおみ! なおみ!」のコールに乗せられ、居合わせた全員とハイタッチ。「こんな歴史的なことが起きるなんて! 本人より泣いちゃうってどういうことなのか…」と感涙にむせびながら「ピンチなのによく立て直した。やっぱり精神力がすごい」とものまねを忘れて絶叫した。

 大坂に会ったことはなく、ものまねも非公認。昨年は某イベントで会える可能性もあったが、急きょイベント自体がキャンセルとなり、面会は果たせなかった。「もう今年は実際に試合に行くしかない! ウィンブルドン!」と堂々の押しかけ宣言。「でもお金がない…どうしましょ」と苦笑いを見せた。実際にものまねだけでは生活費が足りず、この日も昼過ぎまで神奈川県内のシンガポール料理のレストランでアルバイト。「(本職の)衣装製作に、アルバイトは週2回やってます」と話す。

 今回の大坂の優勝による今後の仕事増が見込まれ、生活向上及び4大大会観戦に向けての貯蓄も夢ではない。「私がものまねを始めた頃はランク70位とかだったのに…。私も大坂選手に近づけるように頑張りたい」と意欲的。「まずは全くしゃべれない英語を話せるようになって、新ネタに取り入れたい」と、大坂と同じように新次元への進化を目指していた。

 ◆小坂 なおみ(こさか・なおみ)本名非公表。1984年6月16日、富山県生まれ。34歳。高校卒業後、専門学校を経て神奈川県内で服飾関係の会社に勤務。15年からものまねを始め、18、19年ともR―1ぐらんぷり予選1回戦敗退。「てくてくのもり」名義で弾き語りライブも行っている。身長は本人より25センチ低い155センチ。

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