小倉智昭氏、カルロス・ゴーン容疑者の高額報酬の使い道に「高い車を買いたかったって…そう言ったらおかしいだろうな」
スポーツ報知

21日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で会長を務める日産自動車の有価証券報告書に自身の報酬を約50億円少なく記載していたとして、金融商品取引法違反の容疑で逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者(64)の事件について特集した。
番組ではゴーン容疑者の役員報酬を紹介。昨年度は日産から7億3500万円、三菱自動車から2億2700万円、ルノーから約9億4000万円と合計約19億2000万円とスタジオに用意したボードで掲載した。他の日本企業の役員報酬も紹介し1位はソニー取締役会長だった平井一生氏の27億1300万円だった。2位がセブン&アイホールディングス取締役のJ.M.デビット氏の24億300万円、3位がソフトバンクグループ副会長のR.フィッシャー氏の20億1500万円だった。他に豊田自動車の豊田章男社長が3億8000万円。ユニクロのファーストリテイリングの柳井正社長が2億4000万円。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が1億3700万円と番組は紹介した。
これに小倉智昭キャスター(71)は「ソフトバンクグループの取締役があのぐらいの金額で孫さんは、それだけなの?」と副会長のフィッシャー氏よりも大幅に少ない報酬に疑問を投げかけた。
スタジオでは、日本の自動車企業の中でゴーン氏の報酬が飛び抜けて高かったなどの意見が出た。小倉氏は「ゴーンさんは、何にお金をって。高い車を買いたかったって。そう言ったらおかしいだろうな」とジョークを飛ばしていた。