渋谷も決勝Tに歓喜「ハメを外して応援したい」「フリーハグ」求める男性の姿も

スポーツ報知
日本の決勝トーナメント進出が決まり大騒ぎする東京・渋谷のファン

 サッカーW杯の日本代表戦の度にサッカーファンが大集結する東京・JR渋谷駅周辺は、28日の日本・ポーランド戦のキックオフ前から身動きができないほどの人だかりとなった。午後10時頃にはスクランブル交差点付近はサムライブルーのユニホームを着た若者たちであふれ、早くもあちこちでニッポンコールが巻き起こった。繁華街にある多くのスポーツバーなどの飲食店では営業時間などを変更してパブリックビューイングが行われた。

 スクランブル交差点には、キックオフ前からサムライブルーのユニホームを着て日の丸を持った若者たちでごった返した。自撮り棒で記念撮影する女性たちや「フリーハグ」を求める20代の男性。なぜかサムライブルー姿のバングラデシュの男性もハイテンションだ。

 さいたま市から来たという背番号10のユニホームを着た30代の男性は「こういう時でなければ池袋を越えてここまで来ない。たまにはハメを外して応援したい」と試合前から興奮状態だった。

 2014年ブラジルW杯の予選(2013年6月)でサポーターの気持ちを酌みして誘導を行い「DJポリス」の愛称が付けられた警視庁機動隊員たちも配備された。試合開始前から「本日はサッカー日本代表の試合が行われます。通行の妨げにならないようご協力をお願いします」とアナウンスが流れた。

 パブリックビューイングを行った道玄坂の「サウンド ミュージアム ビジョン」には午後9時頃から長蛇の列ができた。宇田川町のサブカルチャーカフェの「ウダガワBASE」は午後10時までは入場を無料とし、午後10時にはほぼ満員状態だった。

 大スクリーンで上映した円山町のクラブ「ATOM TOKYO」は深夜0時まで入場無料。国道246沿いのミュージックバー「Boogie Back」は入場料とチャージを無料にした。

 日本は試合には勝てなかったが、見事に1次リーグを突破し、喜びが爆発した。

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