紀平梨花、日本勢初の快挙も「まだ実感がない」
スポーツ報知

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で日本勢初のGPデビュー戦Vを飾った紀平梨花(16)=関大KFSC=が11日、試合会場となった広島県立総合体育館で取材に応じた。
SP5位からの大逆転Vを改めて振り返り「フリーはすごくいい演技ができたのですごくうれしい。思ってたよりもジャンプが安定していた印象。ほぼ完璧な演技」と話した。日本勢初の快挙達成については「(誰も)やったことないことをやった実感がまだ全然わかない(笑い)。まだ(GPシリーズ)1戦目で、何回も続けてできているわけじゃないので、本当にまだまだだなと思っている。(憧れの)浅田真央さんに近づけるようにってことだけを考えています」と笑顔を見せた。
次戦のフランス杯で表彰台に上がれば、GPファイナル(12月6~9日、カナダ・バンクーバー)も見えてくる。「1位になれてチャンスがでてきた。狙っていきたい」と意気込んだ。