羽生「Origin」曲かけでミスも練習中に修正 4T―3Aも成功
スポーツ報知

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦、フィンランド大会は2日にヘルシンキアイスホールで開幕。男子五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=は公式練習に参加。シーズン開幕前に予定していた構成を変えたフリー「Origin」の曲かけを行った。
冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーは回転が抜け、4回転トウループは軸が傾き転倒するなどミスが続いた。曲かけ後は4回転ジャンプの修正に努め、サルコー、トウループの精度は向上。前日は決まらなかった4回転ループも3本着氷させた。
フリー後半に組み込む予定の4回転トウループ―3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)の連続技は、この日2度決めた。試合で成功すれば世界初となる。
会場での初練習を行った1日には「今日はまだちょっとフラフラしていましたけれども、それは多分、飛行機によるものだと思うので、しっかり、コンディションを合わせていきたいと思います」と話していた羽生。3日の男子ショートプログラム(SP)へ、調子を整えて行く。9番滑走の羽生は日本時間20時56分に登場予定。