貴景勝「全然バッチシ!」右足裏不安なし 大関取りへ再始動
スポーツ報知

大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)で大関取りに挑む関脇・貴景勝(22)=千賀ノ浦=が26日、稽古場を置く大阪市生野区の勝山高校で稽古を再開した。四股、すり足、付け人を背負ってのスクワットなど基礎運動をみっちり。「基礎を徹底的にやって、体を相撲が取れる状態、力が出せる状態にしようと」と汗を流した。
初場所千秋楽で負傷した右足裏も、順調に回復。すり足の途中、じっくりと状態を確認するように右足を踏み込んだ。稽古の最後には、関取衆がウサギ跳びで土俵周りを左右2周ずつし、貴景勝も先頭で引っ張った。右足の状態を問われ「全然、バッチシです」と言い切った。
27日にも相撲を取る稽古を始める。湊部屋が出稽古に来る予定で、幕内最重量の逸ノ城(25)との稽古も予想される。地元の兵庫・芦屋市からも近い大阪での勝負の場所。期待も大きいが「応援してくれる人を喜ばせるのも、ガッカリさせるのも自分次第。頑張ろうと思う」と気を引き締めた。