2横綱は2014年春場所以来…春場所新番付を発表

スポーツ報知
ガッツポーズで健闘を誓う貴景勝

 日本相撲協会は25日、春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。大関取りに挑む兵庫県出身の関脇・貴景勝(22)=千賀ノ浦=は「プレッシャーを正面からはね返す」と“地元”の大声援を追い風に、昇進ノルマの2ケタ白星へ意欲十分。新小結に北勝富士(26)=八角=、新入幕はいずれも24歳の友風(尾車)、照強(伊勢ケ浜)、大翔鵬(追手風)の3人となった。

 ◆番付メモ

 ▼横綱 2横綱は2014年春場所以来。

 ▼大関 栃ノ心は18年秋場所以来2度目のカド番。

 ▼小結 御嶽海は昭和以降単独5位の13場所連続三役。

 ▼新小結 新三役の北勝富士は、八角部屋を現師匠が創設してから13年夏場所の隠岐の海以来4人目。埼玉県からは59年春場所の若秩父以来戦後3人目。日体大からは14年秋場所の千代大龍以来5人目。

 ▼新入幕 尾車部屋の友風は現師匠が創設してから先場所の矢後以来7人目。照強は伊勢ケ浜部屋からは14年春場所の照ノ富士以来。モンゴル出身の大翔鵬は追手風部屋からは17年九州場所の大奄美以来8人目。外国出身としては48人目。新入幕が3人以上は13年夏場所(4人)以来となった。

 ▼再入幕 豊ノ島は16年名古屋場所以来16場所ぶりの幕内復帰。関脇経験者が幕下陥落を経て再入幕するのは、88年九州場所の鳳凰以来、昭和以降で3人目。石浦は3場所ぶりの復帰。

 ▼新十両 若元春は荒汐部屋を現師匠が創設して以降では18年夏場所の若隆景以来3人目。モンゴル出身の霧馬山は、陸奥部屋としては08年初場所の霧の若以来。

 ▼再十両 貴ノ富士は18年春場所、大成道は17年九州場所以来。

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