友風、琴風襲名は「矢後との争奪戦」…史上4位タイのスピード入幕 

スポーツ報知

 日本相撲協会は25日、春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。年6場所となった1958年以降、琴欧州、阿覧、正代に並ぶ史上4位タイの所要11場所(1位は常幸龍の9場所)での新入幕となった友風に“琴風襲名”の可能性が浮上した。

 1場所早く新入幕を果たした矢後の会見の時、師匠の尾車親方(元大関・琴風)は「(琴風は)決して永久欠番ではない」と話していた。この日も「友風? 楽しみですね。夢があっていいじゃないですか」と言及した。友風も「(同期の)矢後との争奪戦ですね」と笑顔で話していた。

 十両2場所では自分に付け人がいながら、兄弟子・嘉風の付け人を兼務していたが、新入幕で卒業することになった。「いろいろと勉強をさせてもらいました。でも、お手伝いさせてもらうこともあるので、どんどん吸収していきたい」とあくまでも貪欲だった。

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