関脇復帰の玉鷲 喫茶店のテラスで青空会見
スポーツ報知

日本相撲協会は25日、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付を発表、初場所で初優勝を飾った玉鷲(34)=片男波=が2場所連続の西関脇となった。
当初は部屋の大阪宿舎で会見が行われる予定だったが、多くの報道陣が殺到。急きょ、部屋から徒歩10分の喫茶店にあるテラスガーデンでの青空会見となった。「優勝してからは、いろいろな場所でいろいろな人に会って、お祝いしてもらった。でも、あっという間に次の場所が始まる。自分のいつもの気持ちで行くようにしたい」と話した。
先場所、優勝したことで大関取りの期待がかかる。審判部の阿武松親方(元関脇・益荒雄)は「足がかりはできた」と来場所の昇進には否定的だった。玉鷲も「まずは2ケタを勝って、それからですね」と平常心を忘れなかった。初場所では終盤、かなりのプレッシャーを感じたらしく、体重が7キロほど減ってしまった。同時に「簡単に心が折れない精神力がついた」と自信を見せていた。