納谷が痛恨の初黒星
スポーツ報知

◆大相撲初場所5日目(16日、両国国技館)
昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫で、西幕下60枚目・納谷(18)=大嶽=が、東57枚目・霧の富士(24)=陸奥=に寄り倒されて2勝1敗となった。
「立ち合い? 足が一歩、踏み込めなかった」と反省を口にした納谷。左からいなして土俵際に追いつけたが、脇が開いてもろ差しを許し、そのまま寄り倒されてしまった。「別に慌ててはいませんし、体は動いているので、自分の相撲が取れるようにしたい」と前を向いた。
前日に同じ二所ノ関一門の大先輩、元横綱・稀勢の里の荒磯親方が引退。「1度か2度くらいしか会ったことがありませんが、大きい人だなという印象があります。左を使った相撲は安定感がありますし、教えていただける機会があれば、どんどん教えていただきたいと思います」と話していた。