御嶽海、西武・山川と対面できず「肩すかし食らった」…報知プロスポーツ大賞

スポーツ報知
井上尚弥(右)の鋭い押しを受けのけぞる御嶽海(カメラ・矢口 亨)

 43回目を迎えた報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の表彰式が26日、東京ドームホテル(東京都文京区)で行われた。

 初受賞。御嶽海は、ずっしりと重いトロフィーを抱き「こんな立派なものは(初優勝の)賜杯以来。最高でした」と笑みを浮かべた。今年の名古屋場所で自身初、平成生まれの日本出身力士でも初となる幕内優勝。技能賞と殊勲賞もダブル受賞し、プロスポーツ大賞に選ばれた。

 やはり、山川には会いたかった。「共演すると思ったのに、肩すかしを食らった」とガッカリ。それでも山川から「機会があれば四股の踏み方を教えてください」とのビデオメッセージを受け、“弟弟子”の入門には「いつでも」と歓迎した。表彰式の控室では今平、大瀬良らと連絡先を交換。チャンピオン・井上尚弥を減量に誘うなど、他のアスリートとの交流を楽しんだ。

 今年期待された大関取りはかなわず。先場所を負け越し、初場所(来年1月13日初日・両国国技館)の番付は小結となった。持ち前のビッグマウスを封印し「今年1年の経験を糧に、気持ちと体、万全の状態で臨みたい」と謙虚に来年の抱負を語った。本家“どすこい”も負けてはいられない。

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