貴景勝、１９日に母校・埼玉栄高でＶパレード

　大相撲九州場所で初優勝した幕内・貴景勝（２２）＝千賀ノ浦＝が、１９日に母校の埼玉栄高で優勝パレードを行うことになった。２日、東京・両国国技館で行われた全日本相撲選手権大会に来場した同校相撲部・山田道紀監督（５２）が計画を明かした。

　パレードは正午頃から最寄りのＪＲ西大宮駅から同校まで約５００メートルをオープンカーに乗って行う。ＯＢの大関・豪栄道（３２）＝境川＝が１６年秋場所に幕内初優勝した時のパレードには約４０００人が集結したが、同じ規模が予想される。その後は約３０００人の生徒の前で優勝報告会を行う。貴景勝は九州場所の１５日間、埼玉栄高の化粧まわしで土俵に上がり続けた。「そういう気持ちがありがたい」と恩師も目を細める時の人が凱旋する。