稀勢の里、ハード巡業朝稽古打ち上げ「初日までの2週間を頑張りたい」
スポーツ報知

大相撲の夏巡業が25日、埼玉・春日部市で行われ、8場所連続休場からの復活を期す横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が、先月29日から計25か所で開催されたハードな巡業朝稽古を打ち上げた。2日連続で土俵に上がらなかったものの約40分間、四股など基本動作を繰り返した。
進退の懸かる秋場所(9月9日初日・両国国技館)へ稽古量を心配する声が聞こえても「四股やすり足も大事。そうすれば土俵の上で良くなってくる。初日までの2週間を頑張りたい」と、順調な調整過程であることを強調した。巡業自体はイベント型の東京・KITTE場所(26日)で終了。昨秋以来の巡業皆勤を目前に「久々で気持ち良かった」と口調は明るかった。