貴乃花親方、退院し帰京 夏巡業は“休場”し再検査受ける 

スポーツ報知
貴乃花親方

 21日の秋田市での大相撲夏巡業中に倒れ、同市内の病院に搬送された貴乃花親方(46)=元横綱=が入院から一夜明けた22日、退院して帰京した。同親方は秋田駅で、「退院したばかりだから」と話し新幹線で東京に向かった。東京駅では同伴した弟子の幕下力士だけが下車。乗客によると上野駅で降りたという。

 貴乃花親方から電話で報告を受けた日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、詳しい診断名は不明とした上で、「無事に東京に戻ったとの連絡があった。しっかり歩いているということだった」と話した。

 同親方は21日、弟子の指導中にけいれんを起こして一時意識を失った。救急車が到着した際には意識が回復。磁気共鳴画像(MRI)検査などを行ったが、帰京後に病院で再検査を受けることも同部長に伝えた。審判員として同行していた26日までの残りの夏巡業は休場する。

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