重量挙げ・三宅宏実が2019年初戦へ「最低でも185キロ」
スポーツ報知

2016年リオ五輪重量挙げ女子48キロ級銅メダルの三宅宏実(33)=いちご=が4日、タイで行われる国際大会出場に向けて、羽田空港を出発前に取材に応じた。
今大会は、20年東京五輪の出場権を争う選考大会の一つでもあり、三宅にとっては新年初戦。2月に大会に出ることは初めての試みで「(昨年)12月からお正月にかけて過ごし方や気持ちも全然違った。試合では最低でも185キロを目標に。アジア選手権(4月)、世界選手権(9月)につなげる大会にしたい」と意気込んだ。
東京五輪に向けて、新たな食事改革にも取り組み始めた。以前は減量のために試合前は食事を抜いたり、ご飯の量を急激に減らしたりしていたというが、栄養士からの指摘を受け、「今はきっちり3食食べる。あとは、脂質の少ないものでしっかりおかずをとっている。バランスの良い食事のおかげで、ハードな練習もできている。今更なんですけど、改めて栄養の重要さを感じている」と手応えを口にした。
1月8日には、レスリングで五輪3連覇した吉田沙保里さんが現役引退を発表。アテネ五輪からリオ五輪まで4大会をともにし、仲が良かっただけに「沙保里さんの試合が見れなくなるのは寂しいです」と話した。