青学大、厚い選手層 揺るがぬ“1強”…箱根駅伝展望
スポーツ報知

◆学生3大駅伝の第2戦全日本大学駅伝 (4日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)
青学大が改めて強さを見せつけ、箱根駅伝でも1強となりそうだ。序盤からトップを走るのではなく、追う展開となっても焦らず完勝。分厚い選手層ゆえのサバイバルによる自信の表れだろう。
東海大はスピードランナーを惜しみなくつぎ込み6区までリードしたが、20キロ近い7、8区では地力の差が出た。東洋大は2区西山のブレーキから立て直して3位まで浮上。青学大・原監督も今大会では前を走る東海大ではなく、東洋大との差を気にしていた。箱根路でも王者を脅かす存在になるだろう。
予選会を圧勝した駒大も、中3週間ながら4位に食い込んだ。3大駅伝通算21勝の名将・大八木弘明監督(60)の手腕で下克上Vも視野に入る。(箱根駅伝担当・太田 涼)