大坂なおみ、逆転勝ちで2年連続4回戦進出「自信になる」

◆テニス 全豪オープン第6日(19日・メルボルン) ▽女子シングルス3回戦大坂なおみ2(5―7、6―4、6―1)1謝淑薇
第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が、2年連続の4回戦進出を決めた。世界ランク27位・謝淑薇(33)=台湾=のトリッキーなショットに苦しめられて第1セットを落とし、第2セットも2―4とリードを許す。第7ゲームは0―40から強打で攻略法を見いだしブレイクに成功し6―4で奪い返す。最終セットは第1ゲームでブレイクに成功。2―1の第4ゲームは粘られたが取り切り勝利をものにした。4回戦は同12位のA・セバストワ(ラトビア)と対戦する。
以下、会見での主な一問一答
―ピンチから挽回して勝てた
「戦い方には満足している。こういう勝ち方をできたのは自信になる。」
―第2セットの途中で笑ったように見えた。なぜか
「コートに入る前から、彼女は変わったことをたくさんしてくる選手で、攻めてこないと思っていた。でもとてもいいプレーをされて、圧倒されてしまった。第2セット序盤は自分らしくない、練習したこともない高いボールを打ってみたりした。でも無駄だった。そこから私は4大大会にいるんだ、悲しくなっている場合じゃない、素晴らしい選手と試合をできている時間を楽しんで、全ての全力を尽くさないと、と考えはじめた。だから笑ったんだと思う」
―第2セット、第10ゲームで転倒した時、審判に「大丈夫?」と聞かれて「ノー」と答えた。あれはジョークだったのか
「ナオミ、大丈夫?って聞かれたのが、ちょっとおかしかった。私がノーと言ったら、彼がどんなリアクションをするか見たかった(笑い)」
―今年も4回戦に進んだ。ノーシードだった前回とは違いシードも高い。プレッシャーは感じているか
「プレッシャーは感じていない。1回戦はとても緊張したけど、その後はいい感じでできている。いいプレーもできている。4大大会は最も注目されて、多くの人が来てくれる。それが楽しい」
―試合の間はどう過ごしているのか。テニスから離れるか
「4大大会の期間中は他の試合を見るのが楽しい。テレビをつけていろんなチャンネルを見ている。テニスから離れる必要はないし、そうするのは難しい。(動画配信サイト)YouTubeやNetflixも見ているけど」
全豪オープンは14~27日、WOWOWで連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。詳細はこちら