フクヒロペアが逆転4強 1時間17分激闘制す

スポーツ報知
福島由紀(奥)と広田彩花のフクヒロペア

◆バドミントン 全日本総合選手権 第4日(30日、東京・駒沢体育館)

 女子ダブルス3回戦で前回覇者の福島由紀(25)、広田彩花(24)=ともに岐阜トリッキーパンダース=組が、昨年まで所属していた再春館製薬所(熊本)の志田千陽、松山奈未組を1時間17分の死闘の末に2―1(21―23、21―16、21―19)で下し、4強に進出した。

 後輩ペアの速い攻撃に手を焼き、第1ゲームを落とすまさかの展開。それでも第2ゲームからは立て直し、最後は地力の差を見せた。広田は「意地もあるし、負けたくなかった。前ならズルズル受けてしまって負けるパターン。勝ち切れたのは成長」と汗をぬぐい、福島は「焦りというより緊張した。久しぶりに対戦してスピードも、連携も上がっていた」と、相手をたたえていた。

スポーツ

×