奥原希望 レアな“全身ミズノ”姿で快勝発進

スポーツ報知
1回戦を突破した奥原希望

◆バドミントン 全日本総合選手権 第2日(28日、東京・駒沢体育館)

 女子シングルス1回戦で、17年世界選手権金メダルの奥原希望(日本ユニシス)が安田美空(筑波大)を22―20、21―11のストレートで下した。第1ゲームは終盤までもつれたが、第2ゲームは貫禄で押し切った。「(序盤は)シャトルや風への不安が出たが、修正して立て直せた。もちろん優勝が目標」と力を込めた。

 今大会は、所属の日本ユニシスのチームウェアを始め、ラケットやシューズ、靴下までミズノ製に身を包んで出場している。海外遠征など代表活動時はヨネックス製のウェアを着ているため、国内大会ならではの姿。奥原は共同でラケットを開発するなど、ミズノとともに歩んでいるだけに「スポンサーの名前を背負って戦える唯一の大会。結果を残して恩返ししたい。ミズノのバドミントンをもっと宣伝していきたい」と、日頃の感謝の思いも込めてコートに立っている。

 3大会ぶりの優勝を目指す今大会は、来季の日本代表メンバーの選考も兼ねている。「誰が何と言おうと、奥原が日本代表だと言ってもらえるように。女子シングルスを引っ張る立場だと証明できる大会にしたい」と力強かった。29日の2回戦は、18年ユース五輪代表の水井ひらり(ふたば未来学園高)と対戦する。

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