世界バド 桃田悲願の金へ地元勢倒す 女子複はフクヒロVSナガマツ 最終日みどころ

スポーツ報知

◆バドミントン 世界選手権 最終日(5日、中国・南京)

 各種目の決勝が行われる。男子シングルスは、第6シードの桃田賢斗(23)=NTT東日本=が、第3シードの石宇奇(中国)と対戦する。石とは、今年4月のアジア選手権(中国・武漢)2回戦で対戦し、2―1で勝利。「相手はオールラウンダーで全てのスキルがトップクラス。スキがなく、厳しい戦いになる。気持ちで負けないように我慢して、脚を動かしてネット前から崩していければいい」と話す。完全アウェーの雰囲気が予想される中、悲願の金メダルを獲得できるか。

 女子ダブルスは、史上初の日本勢対決が実現する。前回銀メダルと実績のある福島由紀(25)、広田彩花(24)=ともに岐阜トリッキーパンダース=組が、急成長中の長身コンビ、永原和可那(22)、松本麻佑(22)=ともに北都銀行=の挑戦を受ける。実績か、勢いか。広田は「相手の勢いに負けず、挑戦者として向かう気持ちで(準Vに終わった)昨年の悔しさをぶつけたい」。永原も「ここまで来たら優勝したい」と思いを込めている。

 男子ダブルスでは、園田啓悟(28)、嘉村健士(28)=ともにトナミ運輸=が初優勝を目指し、第4シードの中国ペアと対戦する。前回銅メダル。今大会は頂点に立って、1年間の成長を形にしたい。

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