浦和・杉本、ホーム開幕戦で移籍後初ゴール狙う「もっとゴール前に入って迫力を出す」

スポーツ報知
さいたま市内で練習を行った浦和FW杉本

 J1浦和のFW杉本健勇(26)が、2日のホーム開幕・札幌戦で今季初勝利&移籍後初ゴールを狙う。

 杉本は今季、C大阪から新加入。2月16日の富士ゼロックス・スーパー杯(対川崎、0―1)、23日の仙台戦(0―0)で先発出場した。ともに日本代表経験のあるFW興梠との2トップでゴールに迫ったが、2試合連続でシュート0本に終わった。

 仙台戦ではゴールから遠い中盤に下がってボールを受ける場面が多く、ゴール前で決定機を作れず。興梠から「健勇はもっと高い位置にいた方が脅威になる」と指摘された。杉本は「ボールに触れてなかった部分もあったから、少し(中盤に)降りてみようと思った。降りることももちろん大事だけど、その時間が長すぎた」と振り返った。

 試合後には「大胆な改善をしたい」と反省していた杉本。今週の練習では興梠らとの攻撃連係を再確認し、試合に向けてイメージを膨らませた。「もう1つ前でのプレーを増やしたい。もっと俺がゴール前に入って迫力を出したい。シュートで終わることが大事」と力を込めた。

 同じ新加入のDF山中との“ホットライン”にも手応えを感じている。先月18日の尚美学園大との練習試合(6―0)では左サイドの山中のクロスにニアサイドへ飛び込み、頭で決めた。「ヤマは点で合わせられるし、俺の動きを見ながらクロスを入れてくれる。必ず合わせてゴールにつなげたい」と信頼を寄せる。

 杉本は187センチの長身と足元のテクニックを武器に、2017年にリーグ2位の22得点を挙げた万能型ストライカー。公式戦2試合連続無得点中と結果を残せていない攻撃陣の中心として、移籍後初ゴールと今季初勝利を奪いにいく。

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