【仙台】DF蜂須賀孝治、元同僚の札幌・石川直樹にリベンジだ

スポーツ報知
前線へ鋭いパスを供給する蜂須賀

 J1ベガルタ仙台は2日、アウェー・札幌戦(4日14時、札幌ドーム)へ向けて仙台市の紫山サッカー場で約1時間半の練習を行った。右のウィングバック(WB)で先発が濃厚なDF蜂須賀孝治(28)が、2013年から4年半、仙台でプレーした札幌のDF石川直樹(33)との対決に闘志を燃やした。

 今や右WBの、不動のレギュラーとなった蜂須賀は、この日の練習でも気迫のこもった鋭いパスやドリブルを見せ、状態の良さを示した。昨年8月のアウェー・札幌戦で、仙台から札幌へ移籍したばかりの石川と対戦。チームは0―1で敗れた。蜂須賀は「ずっとマッチアップしていて負けてしまったので、リベンジしたいです」と言葉に力を込めた。

 札幌は、MF荒野拓馬(25)とMF深井一希(23)のボランチ2人が累積警告で出場停止。石川の先発起用の可能性が高まっている。渡辺晋監督(45)は「ボランチ2枚が出られなくなるのは、なかなかないこと。始まってみないと分からない部分もあるが、隙があれば突きたい」と意気込んだ。

 リーグ戦は残り4試合で、5位のF東京との勝ち点差は4。「負ければ、目標の5位以内は厳しくなる。残りの試合は全てトーナメントのつもりで戦う」と蜂須賀。右サイドを支配し、アシスト、ゴールで勝利をつかむ。(小林 泰斗)

サッカー

×