【柏】4年ぶり4強 FW瀬川「次のステージに進めてほっとしている」
スポーツ報知

◆YBCルヴァン杯準々決勝第2戦 柏1―1(2試合合計3―3)甲府(9日・三協F柏)
柏はルヴァン杯準々決勝第2戦のホーム戦で甲府と対戦し、1―1で引き分けた。5日の第1戦は敵地で2―2の引き分け。アウェーゴール数での準決勝進出を決め、2014年以来の4強入りを果たした。
1日のリーグ・横浜M戦(1●3)から、先発の入れ替えは3人のみ。日本代表活動に参加中のFW伊東純也を欠いたが、主力を多く起用して臨んだ。0―1の後半16分、左サイドの敵陣深くでフリーキックを獲得し、得点のチャンスが訪れた。MF手塚康平がゴール前へボールを送ると、FWクリスティアーノが頭で合わせた。このシュートは相手GKがはじいたが、そのこぼれ球に走り込んだFW瀬川祐輔が「ボールが止まって見えた」と、右足でゴール右端へ同点弾を突き刺した。今季、大宮から移籍し、柏のホーム戦で初得点を決め「クリスがシュートで終わってくれたのが僕のゴールにつながったので。キーパーの動きも見えていたし、イメージ通りでした。引き分けて勝ちきれなかったのは課題だが、次のステージに進めてほっとしている」と話した。リーグ戦は現在、暫定15位。厳しい状況が続いているが、「この流れをリーグ戦につなげていきたい。タイトルを取れたらは自信になるし、僕自身も取ったことがないので、ルヴァン杯で取れるように、頑張りたい」と意気込んだ。