内定者座談会

2023年4月に入社する6人の内定者が、恒例の座談会で語り合いました。かなり本音でぶっちゃけトークを繰り広げ、応募を検討されている方へのヒントがあふれています。熱い思いをぜひご一読ください。

内定者(2023年4月1日入社予定)一覧

内定者
A(商学部商学科)
B(法学部政治学科)    
C(教育学部教育学科)
D(経済学部経済学科)
E(法学部法学科)
F(文学部史学科)

マスコミ、特に新聞社を志した時期ときっかけを教えて下さい。

内定者 F 
 F 

僕はマスコミだけにこだわってはなかったんですけど、 大学でスポーツ新聞部に入っていたので、そういう業界、特に報知新聞は自分の中にすごく身近にあったのがきっかけとしてまず大きいです。その中でも3つ上の先輩、自分が1年生の時の4年生とか、1個上の先輩でマスコミに入られた方もいらっしゃった。3年生の夏に報知のインターンを受けて、その段階ではすごく入りたいなって気持ちがありました。後にいろいろ就活を進めていく中で、業界的にこれからちょっと厳しいとか、そういうところも知れば知るほど悩んだんですけど、 最終的にはやっぱ自分のやりたいところはここだなという思いに至りました。

報知新聞が身近にあったのはどういうところですか?

内定者 F 
 F 

僕たちの部活が新聞の制作をさせてもらってるのが報知(の社屋内)で、 新聞を作るパソコンで作業させてもらってたっていうのがまずひとつ。そのつながりで編集局でアルバイトをしていたので、その2点が自分にとって身近だった点です。

内定者 E 
 E 

自分は野球をずっとやってきたんですけど、その中で中学の時に報知新聞の記者の方に取材を受けたのが最初のきっかけです。本当に丁寧に取材されていた。中学ぐらいになるとプロ野球選手(になるのは)無理やなとなってきて、それを見て俺これ将来やってそうやなって思った。ボーイズリーグと報知はつながりがあるので、中学の時から報知新聞をずっと購読してたんですけど、もうその時からこの会社に入ってそういうことをやりたいって思ってた。自分は報知新聞に入りたかったので、マスコミから絞って絞って報知新聞になったというよりは、 入りたい会社(報知)がたまたまマスコミ業界だったっていう感じです

内定者 B 
 B 

私は就職活動を始める前から大枠でマスコミに絞っていて、新聞とテレビ、どっちがいいっていうのは正直なかった。両方でインターンシップを受けて社員の方の話を聞いて、新聞だと映像じゃなく文字で伝えるから取材対象者の方とより密に関係を作っていかないと話をしてもらえなかったり伝えることができない。じゃあ、自分は話すことも好きだし、話を聞くのも好きだから、新聞社の方が向いてるなって。インターンシップを通して第1志望が絞れた感じです。その中で報知は人にフォーカスした記事が魅力的だなと感じていたのと、面接官の方の質問が形式的じゃなくて自分を知るために質問してくれているって伝わってきて、その(人にフォーカスした記事との)ギャップがなかったのが入りたいと思ったきっかけ。どんどん志望度が上がっていった感じですね。

内定者 D 
 D 

僕がマスコミ業界を志望し始めたのは中学生の頃。小学生の頃から毎日親の影響で新聞を読んでいて、 その影響で中学生になってある日突然、取材して自分で書いた記事を人に届けるっていう仕事は素敵だなと思ったのが最初のきっかけです。いざ就活始める時にその思いは変わんなかった。小学生の頃から野球やっていて、で、芸能面も好きだったので、そういう仕事ができるのはスポーツ新聞の会社だなと思った。その中でも報知ってなったのは、さっきも言ってたけど、人にフォーカスした記事っていうか、裏側を僕は書きたい。それを一番されている会社は報知だなって感じていたのでこの会社に決めました。

内定者 A 
 A 

僕は野球をやってるのもあるんですけど、それ以上にちっちゃい時から父親の影響でジャイアンツファン。今も東京ドームである試合はほぼ行くぐらいで、ジャイアンツに関わるところで働けたら楽しいっていうのが最初の根本的な部分。 そういったところを中心に就活していたんですけど、たぶん皆さんと一番違うのは、ESに書いたのが記者じゃなくて営業。新聞って今特に若い人たちが読まなかったり、離れていってる中で、業界が盛り返していける仕事ができたら面白いなっていうのがあった。自分も高校の軟式の全国大会の時に取材してもらって、もちろん甲子園とかスポットライトを浴びる場所はあるんですけど、少しマイナーな競技でもしっかり取材されるとうれしかったり、元気が出てくるんじゃないかな。

内定者 C 
 C 

僕は小学生の時に家でスポーツ新聞をとっていて、読むのも好きだったんですけど、当時は野球をやっていたので、将来的に自分も載ってみたいと漠然とした憧れがあったのが根本。大学に入って、教師になりたい思いとスポーツ新聞に行きたい思いがあったので教育学部、部活ではスポーツ新聞部に入った。大学生活を過ごす中で、部活を通してスポーツは試合に至るまでの過程こそ醍醐味、それを伝えられるのはスポーツ新聞だと。大学3年の時、サッカーの天皇杯の取材で報知新聞の金川さんとたまたま席が隣で、取材している姿を間近で見た時にこうなりたいと本能的に思いました。隣で記事を書いている時にふとネットを見たら(記事が)スポーツ報知であがっていて、こんなに早く出せるんやって驚いて、こういう世界で働いてみたいと確信しました。

どんな就活対策をしていましたか? 心掛けていたことはありますか?

内定者 C 
 C 

SPIや作文があるとわかっていたので、3年生の夏休みが終わったぐらいから毎日ちょっとずつ勉強するのを習慣にしていました。根を詰めずに毎日こつこつ。面接は緊張する方なので、緊張しないぐらいに練習というか、家族にESを渡して質問してもらって、毎日のようにやっていたら緊張しなくなった。意識としては、聞かれたことにありのままに答えて内定を出してくれた会社が自分に合っていると思っていた。想像以上に変化球の質問も来ましたけど、上がらずに落ち着いて答えられたかなと思います。

内定者 D 
 D 

僕は大学で硬式野球部に入っていたこともあって、他の人よりも就活に割ける時間がかなり短かったので、ある程度早めからマスコミと決めて対策を始めました。作文とかSPIとかいろんな勉強を始めたのと、野球部は僕たちの学年が25人ぐらいいたので、ひとりで就活をやろうとせずに、面接はこう答えたら反応がよかったみたいなことを仲間で情報共有していました。

参考になったことはありましたか?

内定者 D 
 D 

僕自身が面接が苦手だったので、ここだけの話、本当はだめなんですけど、オンライン面接を録音して(友人に)聞いてもらって「どうやった?」みたいな感じで。「ここの答え方が良くなかったんじゃない?」「ちょっと硬いんじゃない?」と言われて、改善していった。

内定者 E 
 E 

対面の面接は報知が初めて?

内定者 D 
 D  

ここが初めてでめっちゃ緊張して行ったんですけど、すごく温かく迎え入れてくれた。最初ガチガチだったんですけど、僕の思っていた対面の面接と全然違って。はい。ありのままの自分を出したような感じがしました。

内定者 B 
 B 

私は周りにマスコミ志望の友達があまりいなかったから、D君みたいに友達と共有することがあまりなくて、キャリアセンターの人に相談してました。面接対策は、インターンシップを通して新聞社が第一志望と絞っていたから、テレビの方が先に選考が始まるので、面接の場数を踏むことを意識していました。場数を踏んで意識したのは、この質問にこう答えるっていうのはあまり考えず、会話と思って面接に臨んでいました。面接を受けた最初の方は、こう聞かれたらこう答えようとノートにまとめたりしたんですけど、最後の方はお守り程度に会場に持って行ったけど、控室でも見ないことの方が多かった。聞かれたことに対して、自分の言葉で答えることを意識していました。

内定者 E 
 E 

自分も最初の方はこれ聞かれたらこれ言おうみたいに考えていったけど、その通り聞かれることもなかなかないし、やっぱり自然体でいる方が。

内定者 B 
 B 

そうそう。作った自分みたいになっちゃうっていうか、ロボットじゃないけど一言一句間違えずに言おうみたいになっちゃうから、そうならないように。間違えてももちろん人だし、面接官の方が待ってくれるから、聞かれたことに対して自分の言葉で返したいから最後はあまり(ノートを)使わなかった。

内定者 A 
 A 

僕は悪く聞こえちゃいますけど、準備は何もしてない。SPIも中学受験みたいな感じ。面接は下手に作っていくとそれを引っ張り出すのに時間がかかるというか、違う角度から質問されるとわからなくなりそうだなと思っていたので、対策も特にすることなく会話するような感じで答えればいいなって。そんなにいろんな企業を受けてないですけど、書いたESだけ残して面接の前に見るぐらい。面接前の会場でみなさん見てらっしゃるじゃないですか。僕だけひとり何もしてない(笑い)。こいつ、何もしてねえやつだなみたいによく見られるんですけど。作文も何もしてないっすね。すいません、参考にならなくて。人と話すことや面接は全然嫌いじゃないので、対面の方がありがたかったですし、緊張はしなかったです。

内定者 F 
 F 

僕は皆さん言っているように、用意してそれをしゃべるのが自分にはできなくて、頭真っ白になるぐらい”緊張しい”。その場で言われたことに対して自分なりに答えることしか逆にできなくて、対策はしてなかったです。ESを先輩に添削してもらうとかOB訪問もしなかった。逆に自分は(報知で)アルバイトをさせてもらっていて、社員の方に直接お話を聞けるチャンスがあった。積極的にはしたけど、それを鵜呑みにしないというか、情報を聞くだけ聞いて、こうした方がいい、ああした方がいいというのをいい意味で聞かなかった。その人はそれで良かったかもしれないけど、自分の良さをアピールできるポイントは別にあるかもしれないと思って、自分の気持ち、思いをそのまま伝えることに重きを置いていたかなって思います。

内定者 A 
 A 

それを聞いて思い出したことがあって、対策してもらって落ちたら後悔が残るじゃないですか。自分の(対策)で行って落ちる分にはしようがなかったなと思えるんですけど、対策や添削してもらってそれが刺さらなくて落ちたら何か嫌だなって思うので、自分のままで勝負したっていうのはあるな。唯一OB訪問は、報知はしてないんですけど・・・(笑い)、した方がいいとは感じました。

内定者 E 
 E 

自分は(報知の)インターンの時に記者さんが「準備が大切、それは就活にも生きるんじゃないですか」みたいなことを言ってはって、受かるためというより、仮に落ちた時に後悔しない準備をしようと思った。新聞を読むこともそう。報知は家に届いていたのでそれを読むだけでよかったんですけど、他の新聞は家の近くの図書館に毎日通って読んでた。それが結果的に報知の対策にもなったかなと思います。すごく行きたい会社だったので、神戸の合同説明会に家から3時間ぐらいかけて行ったり、思いがあると行動もそれなりになってくる。これで落ちたらしゃあない、力がなかっただけだったって思う状態で行くようにした。その後にまた大阪で説明会に行った時に「エントリーシート楽しみにしてるよ」と言われて、覚えられてんのかって。うれしいことではあるんですけど、結構緊張が・・・。

一同 

(笑い)

内定者 E 
 E 

でも、それぐらいして全然後悔はないですし、本当に入りたい企業だったら、これから目指す人にもしてもらいたいな。

 

では学生時代に力を入れたことは何ですか?

内定者 B 
 B 

私は大学1年から始めたスポーツトレーナーのアルバイトでパーソナルトレーニング担当をしていました。会員の方にヒアリングをして、その人のニーズに合わせてプログラムを組み立てたり、食事指導するチームでやっていたので、その時にどう意識してコミュニケーションをとっていたかを(面接で)話しました。人見知りの方でも、行き帰りの時に全くトレーニングと関係ない話を相手が嫌がらない程度にすることで、ある日突然「この前コンビニでアイス食べちゃったんですよね」みたいな話をぽろっとしてくれたり。

もともとそういう勉強をしていたんですか?

    
内定者 B 
 B 

自分がソフトボールをやっていた時の知識しか入った時はなかったんですけど、基本的に1か月に1回トレーニングの研修、2か月に1回座学の研修があったので、知識はそこでつけました。

    
内定者 F 
 F 

僕はスポーツ新聞部でずっと新聞を作っていたこと。スポーツ新聞部は各大学に結構あって、多いところはひとつの競技に何人も担当がいるんですけど、僕たちのところは10人くらい。強化クラブでさえ見るのが大変な状況でやっていたので、とにかく毎週いろんな部活の大会があって、そういうのをひたすら1年生からやっていた。主にメインでやっていたのは硬式野球部、あとは駅伝。取材していく中でマネジャーや選手とコミュニケーションをとって、同じ大学生なので記者と取材対象というよりは友達みたいな関係を築くことでいろんな話を聞く。作り写真も関係がないとやってもらえなかったので頑張った。僕が一番力を入れていたのはレイアウトだったので、報知に来て作業をするのを一番頑張ってました。

コロナ禍は大変じゃなかったですか?

    
内定者 F 
 F 

そうですね。正直な話、こんなアピールしてますけど、フルでできたのって僕たちの代は1年生のそれこそ箱根駅伝までですね。2、3年生の時はほぼ何もできなくて、行くことも許されなかったので、オンラインで取材したり、それだけで形にすることしかできなくて、やっとできるようになったときには退く立場だった。厳しい中での活動だったので。でも、今思えばいい思い出かなっていう感じです。

    
内定者 E 
 E 

自分もやっぱりコロナでガクチカが難しかった。体育会の準硬式野球で、1年生の間は自分で動くこともないし、上についていくだけ。コロナに入って、練習もできないまま、試合ももちろんないみたいな状況が半年ちょっとぐらいあって、3回生になってやっと練習を始められるぐらい。合宿の企画もできないですし、練習を考えようにも2時間しかない中で基本しかできない。高校のことも言わないとやっていけないと思った。大学では制限がある中で自分たちで考えるようにしましたっていう風に苦し紛れな感じで言ってましたね。ただ、報知の面接はガクチカをあまり聞かれた印象はなくて、その点でラッキーというか。他の会社は特に大学にフォーカスして聞かれることが多いので苦労しました。

    
内定者 A 
 A 

自分も体育会の準硬式野球部でやっていて、(コロナ禍の)影響はもちろん受けたんですけど、他の大学よりはるかに早く再開して、意外とそういう部分では困らなかった。自分が大学3年間何やったかって振り返りながら、他の人と違う部分、組織の中でどういう役割を担っているのかを言語化しながら書いていったのがガクチカになりました。報知ではESでもガクチカ書いてないですし、面接で聞かれた内容もそもそもあまり覚えてないです(笑い)。

 
内定者 C 
 C 

僕は大学のスポーツ新聞部でメインでサッカー部を担当していたんですけど、僕と同級生で京都サンガに内定して、今シーズンからプレーする選手がいて、その選手が内定発表される時に僕に「発表されるから記事書いてや」って連絡をくれた話をしました。初対面の時は壁を作る選手でなかなか打ち解けられなかったんですけど、その選手がラーメンが好きで、僕も好きだったのでそれで距離を詰めようと。おすすめのラーメンの話をする仲になってから、練習終わりにラーメン店に行ったり、美味しかったラーメンを共有するようになってから心を開いてくれた。好きなラーメンも同じでめっちゃ濃い豚骨。プロが決まる前も京都サンガにするのかしないのか相談してくれました。

    
内定者 D 
 D 

僕も大学の野球部のことです。3年生の秋に幹部メンバーに選ばれて、僕、セカンド守ってるんで内野手リーダー。監督が公務員の方で土日しか来られないんで、練習メニューを考えたり、指導も結構やるんです。私立は練習時間も多くて、バッティングではどうしても公立大はかなわない。守備を大事にしようって言っていたにもかかわらず、エラーの数がリーグで一番多くて、変えないと勝てないと思って、もう一人の内野手リーダーと冬の練習メニューを180度変えました。古いかもしれないですけど、アメリカンノックとか走り込みして、ぎりぎりの球を捕る練習だったりを追求したら、エラーの数が16ぐらいあったのが4年生の春のリーグでは3つまで減らすことができました。

 

報知新聞社の選考で印象に残っていることは何かありますか?

内定者 E 
 E 

では自分から。やっぱり、対面で最初からやっていただいたこと。そんな会社は他に1個もなくて、それがすごく自分的には好印象というか、行きたい会社でちゃんとお話しできるのはうれしかったです。面接の内容で印象的だったのは、父親がボクシングをやっていて、エントリーシートにちょろっと書いたぐらいなんですけど、2次面接がずっとその話で。

一同 

笑い

内定者 E 
 E 

「なぜボクシングをやらなかったのか」から始まって、「あまり親が勧めなかった」と。じゃあ「何で勧めないと思いますか?」とか。自分はテレビで最初に触れたスポーツが野球だったのもあるんですけど、ボクシングに触れさせようとしていなかったみたいで。他だと「なぜ野球を始めましたか?」とか「野球の魅力は何ですか?」と聞かれることが多かったんですけど、していないスポーツをしない理由を聞かれたことは印象的です。なぜ報知かというと、フラットに見ても自分という人物を大切にしてくれる会社と思った。内定の電話の時に「これからも就活されますか? していただいてもいい」という話をいただいたんですけど、「もうスーツをクリーニングに出しました」って。その選択に後悔はないし、それぐらい入りたい会社だった。

最終面接で最初は気合入りすぎていたと聞きました。

内定者 E 
 E 

早口になってしまいました。正直、どこでも「第一志望ですか?」って言われて、「第一志望です」って言うと思うんですよ。でも、いざその第一志望のところになると、ほんま思いがありすぎて、どれをどれぐらいしゃべったらいいのかって逆に難しくて。(面接官から)「(早口で)おじさんたちは聞き取りづらいからゆっくりしゃべった方がいいよ」って言われたので、ああ、早口になってるわと思って、ゆっくりしゃべるように意識しました。

    
内定者 F 
 F 

次は僕で。面接が終わった後に面談を挟むやり方が、僕が受けてきた中ではなかった。2回面接がある感じで、倍やったような気分でした(笑い)。

一同 

笑い

    
内定者 F 
 F 

本面接で頭が真っ白になりつつも何とかやって、(面談で)やったことを思い出しながらお話しするのがルーティン化されていったかな。僕はアルバイトと部活で(報知の)Mさんという方にお世話になっていて、ただ面接とかESの段階でお名前を出すのはいいことじゃないと思って出してなかったんです。最終面接の時にMさんの名前を出されて、それまで緊張してたんですけど、はっと自分に戻りました。報知は部活で関わらせてもらっている時点でいい会社だと感じていて、そこは揺るがないところでした。アルバイトも良くも悪くも会社の中のことを知れるのはこのチャンスしかないと飛び込んだんですけど、その中でも人が良かった。思いが通ってこういう結果になったのは縁だなと思って、迷う余地はあまりなかったです。

アルバイトしていると、変わった人も正直いるでしょう?

    
内定者 F 
 F 

そう・・・ですね(笑い)。癖がすごいというか、そういう方はもちろんいらっしゃいます。僕がアルバイトをしているのが編集局の連絡員という仕事で、編集局全体を知れると思ってやっていたので、そういう方でもよくしてくださった方がいらっしゃったので、僕としてはいい感触しかなかったです。

    
内定者 D 
 D 

僕も1次面接から対面でしてくださったのは印象として大きくて、今までオンライン面接しか受けてなかったんですけど、ラグがあったり人の表情がわからないのもあって、機械的だなってずっと思っていた。(他のオンラインの)会社説明会で「うちの会社は人がいいんです」って言っても、本当なんかなって面接をやってても思ってたんですけど、報知は会話を通じて人の良さを感じた。面接の中では、僕がESの特技で盗塁って書いたんですけど、そこに食いついてくれたのが印象深くて、「何でそんなに得意なの?」とか「どういうことしてるの?」を聞かれて、スポーツの好きな方が本当に多いんだなっていう印象を受けました。

対面がいいって言われたけど、交通費は大変じゃなかったですか?

    
内定者 D 
 D 

正直(大変)。野球をやりながらだったんで、アルバイトをできる量も限られますし、交通費は正直きついなって思っていました。交通費が出ない面接だったら6,7時間かけて夜行バスで節約とかあった。それでも対面の方が会社の雰囲気を感じ取れてよかったなと思います。

 
内定者 E 
 E 

ちょっとすいません。個人的にちょっと盗塁のことが聞きたい(笑い)。

    
内定者 D 
 D 

大学に入って盗塁を1回も失敗したことなかったんですよ。僕はチームの中で一番速いわけじゃなくて3番目ぐらいなんですけど、僕はアウトにならない。自慢みたいになっちゃうんですけど、前もってデータを見たり、相手に見えないようにベンチの後ろでストップウォッチ持って、何秒で投げ始めてるとか見て、思い切りの良さも多分あるので「そういうところもいいのかなと思います」みたいなことを言ったら、「ほう」みたいな感じで。「プロ野球もそういう目線で見てるの?」って言われて、何か最終面接とは思えない話ばっかしてた印象はあります。

内定者 C 
 C 

僕は1次面接でラーメンの話を結構な尺をとって聞いていただいたこと。あとは最終面接の終盤で「本当に第一志望なのか」と聞かれて「第一志望です」って言った時に、最後に「信じていいか」って。人間味があるというか、行く気だったんですけど「はい」しか言えなくて、今でも顔と声と雰囲気を覚えているぐらい。報知に決めたのは人柄もそうですけど、会社の悪いところや業界の厳しい話もちゃんとしてくれて、自分のことを考えてくれている、会社に入っても自分と向き合ってくれると思ったのが一点。あとは各紙OB訪問させてもらったり、バイト先が一般紙で、スポーツ紙を受けてるんですって言ったら「百発百中で報知だ」と他のスポーツ紙の方からも話をされた。現場で会う他社の方が言うなら間違いないだろうと、あまり迷うことなく決断しました。

内定者 A 
 A 

印象に残っていることがふたつあります。1つめは他の会社では聞かれないような質問が飛んでくる。(普段)料理するんですけど、女性の方(面接官)がいらっしゃって、なかなかの時間を料理に割いて話しました。自分、中学から〇〇(学校名)に入ったんですけど、「中学から入ってよかったメリットは何ですか」とか。もうひとつは進行状況。(選考に)行かないと何するかわかんない。あと、最終面接の時にまだ何社か受けていて、内定もらった時にどうするの?みたいな話って出ると思うんですけど、自分は「ちょっと迷ってます」って言っちゃったんですね。80人とか90人採る会社なら1人ぐらいってのはあるかもしれないですけど、そもそも採る人数が少ないのに、それでも内定出してくださったっていうのも大きな決め手になりました。

内定者 E 
 E 

あの、ちなみに得意料理は?

 一同 

笑い

内定者 A 
 A 

そういう話をまさに面接の終盤で。自分も一番作りやすいですし、パスタって言ったんですね。ソースからちゃんと作るって話をしてたら、何かどんどんどんどん(話が広がった)。

参考に聞きますけど、選考で事前に何やるかわからないって困りますか?

内定者 E 
 E 

全員が同じ状況ならそれでいいと思います。

内定者 F 
 F 

僕は1個上に報知に入られた先輩がいて、「今年はどうかわからないけど」っていう前提のもとにこういう流れだったというのは聞いていたので、ある程度はわかっていました。

内定者 B 
 B 

報知の選考の話に戻りますね。私も2つあって、1つめはみんな言われてたんですけど、1次面接から対面だったこと。オンラインだと反応がわかんないんですよね。面接官の方の反応がいいとか悪いとか、こういう言い方した方がいいなっていうのもわかりにくいので良かったなって思います。2つ目は自分を見てくれてるなっていうのが面接の中でも伝わってきて、何て言うんですか。会話をしてくれているなっていうのが印象的でした。で、最終面接の時に一発目の質問が作文に関してで、まさかそこを聞かれると思ってなかったのと、作文で地元のことを書いたんですね。農業歳出額がっていう話を書いたんですけど、「農業歳出額の全国第1位はどこかわかりますか」って聞かれて(笑い)。

 一同 

笑い

内定者 B 
 B 

まさかそこを聞かれると思ってなかった。作文を面接の前に読んでくれてるんだなっていうのを感じました。自分をちゃんと一人の人として見てくれているって感じたのと、自分が記事を読んで感じていた(空気)のとギャップがなかったのが報知に決めた理由です。

答えはどこなんですか?

内定者 B 
 B 

宮崎県。

内定者 A 
 A 

わかるわけない(笑)。

内定者 B 
 B 

緊張してたのがそのワンパンチで冷静に戻った。落ち着こう、みたいな。

 

報知新聞社の選考で改善してほしい点はありますか?

内定者 E 
 E 

皆さんに聞くとあんまりなくて、あえて言うとしたらっていうことで。

内定者 B 
 B 

じゃあ、いいですか。そんなになくて、(選考が)ゴールデンウイークを挟んだのですごく待ち遠しかった。長く感じた印象がありました。

内定者 F 
 F 

確かに全体的なスパンが長い? 他が平均的にどうなのかわかんないですけど、最初から最後まで長かったようなイメージはあります。僕が受けたところはすぐ呼ばれてました。

    
内定者 B 
 B 

面接が始まるまでも長かった。2月くらいに(募集要項が)発表で、締切は4月の頭?(実際は3月下旬) 

    
内定者 E 
 E 

ちょっとずれるかもしれないですけど、やっぱり怖さがあって、何するんやろうって。Bさんも言ってましたけど、マスコミを受ける友達もそんなにいなくて、マスコミの人が多く行くような学校じゃないのもあって、就活のサイトとか本を見るしかない。(報知は)年によったらグループディスカッションやってるとか、まず面接が何回あんねやろって怖さがあったので構えたというか。怖さを持たせるところが逆にいいのかもしれないです。

いや、別に怖さを持たせようとしてない(笑い)

    
 一同 

笑い

マスコミに限らず、変わった試験の経験ってありますか?

    
内定者 E 
 E 

筆記試験は会社によって時事問題があったり、センター試験の古文みたいに歴史の書物の名前を答えるとか、作者をつなげ合わせたり、ことわざ系があったり、傾向が全然違います。

自分が(報知を)受けた時は英語のヒアリングがありました。

    
内定者 B 
 B 

グループワークはありました。その人がどういう役割をしているかを見られるって思ってたんですけど、ある会社でグループワークの成果、クオリティがこの審査を通るか、通らないか(の基準)って言われた時は、そういう感じなんだって。

 
内定者 D 
 D 

グループディスカッションでzoomで15分間で話し合って。向こうの人は4人ぐらいいるんですけど、全く顔が見えず、何したらいいんだろうみたいな感じで。

    
内定者 E 
 E 

自分はそれで落ちて、めっちゃ準備してしゃべりたいことを用意してきたのにダメになった。やりきれない思いでした。

内定者 C 
 C 

僕もグループディスカッションは難しかった。あと、面接前に自己プレゼン作ってきてって言われて、それを最初にパワポとか使って発表して、それに対して面接が始まった試験があって、やりづらかったのもあったんですけど、ある意味よかったかな。それは印象に残ってます。

内定者 F 
 F 

僕が他に受けた企業には、ショウルームとか会社を見学する機会が入社試験の過程の中にあった。会社説明会ともインターンとも違って、そこで質問もできますし。特にマスコミは中のことがあまりわからないことが多いかなと思って、そういう機会、例えば編集局を回るとかあるとイメージできるかなっていうのはあります。

今後の参考にします。

 

続いて、就活中の息抜き、ルーティンはありましたか?

内定者 C 
 C 

そうですね。ラーメンが好きなので、面接が終わった後とか合間に近くのラーメン屋さんに行って、美味しいものを食べてリフレッシュしたり、野球やサッカーを観に行くのも好きで、こういう現場で仕事したいなっていう思いを強くする。就活のやる気を高めるみたいな感じになってたのかなと思います。

内定者 A 
 A 

僕は多くの企業を受けていたわけではなく、就活がつらいという思いはなかったので息抜きは特にないです。自分、ミスチルが好きなんですけど、決まって聞く曲はありましたね。面接会場に行く前に毎回同じ曲を聞く。(野球の)打席前とかもあると思うんですけど、ひとつの作業的な感じでそういったルーティンはありました。「東京」っていう曲。ライブの時にちょうど東京ドームで歌ってる(映像)んです。〽水道橋にかかる~っていう風にその時だけ歌詞を変えて歌ったのがあって、丸の内線を就活で使う機会が多くてそこから聞くようになったんですけど、ぜひ聞いてみてください。

自分がプロ野球選手で打席に立つならその曲?

内定者 A 
 A 

いや、絶対違います。

 一同 

笑い

 内定者 B 
 B 

私は友達と会って就活以外の話をすること。一日中何も就活はせずに、ずっとNetflix見たりしてました。ルーティンはA君とかぶっちゃうかもしれないんですけど、私は面接に行く前にずっと「熱闘甲子園」のテーマソングを聞いて、高めるじゃないけど電車乗ってました。好きな曲「宿命」(Official髭男dism)とか「オモイダマ」(関ジャニ∞)。

なぜ「熱闘甲子園」なんですか?

    
内定者 B 
 B 

自分がソフトボールをやっていた時にエンディングをめっちゃ見ていて。その名残もあるんですけど、音楽を聞くと自分が高まってくる、上がってくるので、ソフトの試合前と一緒のように面接の前も聞いてました。

    
内定者 D 
 D 

僕の息抜きはおもに3つあって、①好きなものを食べる、②温泉、サウナに行って気分をリフレッシュする、③自分は乃木坂46が好きなのでライブ映像を見ることです。ルーティンは野球でもやってることなんですけど、会社とか面接室に入る時に右足から入る。なんでそうしたかって言うと、マエケン(前田健太、ツインズ)の「情熱大陸」で右足で絶対ラインを越すっていうのがあったんですよ。これぐらいなら僕でもできるなと思って、自分の気持ちを落ち着かせるために野球でも始めた。面接の時も緊張するので、何かひとつ手軽にできるものがあればいいなと思った時にそれならできるって。

    
内定者 F 
 F 

僕は運転するのが好き。免許を取ったのは1年前なんですけど、その後ぐらいから就活が本格的に始まったので、ずっと初心者マークつけてました。就活の時期に入って面接とか説明会とかいっぱいある中でも、帰ってきたら夜ドライブに一人で行って、運転だけに集中して他は何も考えないみたいな時間を作ってました。あとは(就活中もアルバイトで)普通にいつも通り報知に来るのが当たり前みたいな状況を作って、あまり緊張しないようにしました。結局緊張はしたんですけど、バイトはいつも通りやってました。さっき話に出た(報知社員の)Mさんに僕はお世話になっていて、その方からもらった名刺を毎回お守り代わりにポケットに入れてました。

    
 内定者 E 
 E 

ESに「趣味 お笑い鑑賞」って書いたんですけど、好きなテレビ番組を見ることが息抜きかな。あとはランニングに出たり、体を動かすことが好き。正直、僕も就活苦しいとは思ってなくて、ちょっと楽しいぐらいに思ってた。ルーティンに関しては就活対策と重なるかもしれないですけど、東京に来る時は新幹線なので品川駅のスターバックスに入って時間をつぶすんですけど、そこでホームページの座談会を血眼になるぐらい(見る)。あと、2次面接は前乗りしたんですよ。会社までのルートを見ておきたいってのがあって、面接前の日に東京の国会図書館に行って、自分が取材してもらったっていう話を絶対するので、その時の新聞探そうと思ったんですけど見つからなくて。念入りに準備したつもりです。

 

入社後にかなえたい夢は何ですか?

内定者 F 
 F 

僕はESにも書いて、面接でも内定式でも言ったんですけど、ずっと身近に感じていたのもあるし、自分がやってきたことでもあるので、1面のレイアウターになりたいです。ただ、他にもカメラマンとか興味があることはあるので、いろんな経験をしながらゆくゆくは1面レイアウターに。僕は宮崎カメラマンにインターンでお話ししていただいて、すごく憧れの存在というか、かっこいいなって勝手に思ってて。宮崎さんはワールドカップ(サッカー)でずっとカタールに行かれていて、簡単なことじゃないけど、日本代表がベスト8の壁を破るところに自分がいたらいいなというイメージを持ちました。

内定者 E 
 E 

次、私いかせていただきます。すごく抽象的に言うと、こいつと仕事していて面白いなって思われる存在になりたい。記者としてならこの人の記事面白いからいつも読みたいなとか、他の仕事ならこいつと仕事するの面白いからまた会うの楽しみだなとか、そういう風に思われたい。最近よく本を読んで、野球の本が多いんですけど、その中で加藤デスクの本を読んで、こういうの書けたらかっこいいなと思ったので、そういう本を書くのも目標のひとつかな。

内定者 B 
 B 

この前、サッカーのワールドカップがあったんですけど、国際大会はたくさんの方が見て注目されると思うんです。Jリーグだったりプロ野球であったりを多くの人に見てもらうことで国際大会がどんどん盛り上がっていくと思う。国内にフォーカスして自分が書いた記事を見たことで「この競技を見るようになりました」って言ってくれる方が一人でもできるような記事を書きたいなって思っています。

 内定者 D 
 D 

自分のなりたい記者像がまだ抽象的なんですけど、例えばプロ野球で言ったら、この球団の担当は誰々みたいに読者の方が僕の名前を言ってくれるぐらい信頼される記者になりたい。自分がこの人の取材がしたいなっていうのがあって、ボクシングの井上尚弥選手。あれだけ強いのに人間性もしっかりされていて、いつかは井上さんの世界戦、ここから先どんどん大きい試合になっていくと思うんですけど、4団体、4階級とか5階級制覇の瞬間を記者席で見ることが出来たら記者冥利に尽きるのかなっていうのは描いてます。

    
内定者 A 
 A 

新聞ってたぶん水とか食料に比べたら必ずしも生活に必要なものではないと思うんですよね。特にスポーツ新聞となればなおさらのことで。でも、僕たちもそうですけど、人々が暮らしていく中で野球であったり、競馬、競輪であったり、格闘技であったり、エンターテインメントが見てくれた人をさらに楽しくするようなプラスαの部分を少しでも世の中に広げていきたいのが大きな部分。小さい部分で言うと、社内で困った時にAなら大丈夫だろ、あいつに頼めば何とかしてくれるって頼られるような存在になりたいです。

    
内定者 C 
 C 

目指すべきところとしては、自分の記事を読んで感動したって思ってもらえたり、Cの記事が載ってるからスポーツ報知を買いたい、読みたいと思ってもらえるような、最終的にそんな存在になりたいです。具体的に言うと、サッカー、Jリーグが好きで、ワールドカップを取材してベスト8に進出する瞬間に立ち会って感動を伝えたいのがまず一点。2点目が大学のスポーツ新聞で活動していて、スポーツ新聞に取り上げられないような珍しいスポーツを見てきたこともあって、今まで注目されてこなかったスポーツを取り上げて、読んでもらうことによって知名度を上げることを将来的にできたらいいなと思ってます。

 

せっかくの機会なので同期に聞いておきたいことはありますか?

内定者 E 
 E 

自分は思いが強かったので伝わってるかなという実感はあったんですけど、作文はすごい下手くそで、漢字も間違えてるし、文もめちゃくちゃで終わった。毎回肩を落として帰ってたんですけど、あまりにも入りたいって言うもんやから温情で最後まで残してもらってんのかなと思いました。

そんな余裕はないです(笑い)。

内定者 E 
 E 

そういうこともあって、就活の反省点があれば教えていただきたいな。作文が上手くいかなかったとか、面接で早口になってしまったとか。もしもう1回自分が受けるとしたらとか、これから受ける人に何かアドバイスがあったら聞きたいです。

内定者 B 
 B 

私はマスコミが第一志望で進めてたんですけど、他の企業に比べたら採る分母が少ないので途中で心配になってきちゃって、違う業界に手を広げすぎたなっていうのが反省点。でも、広げたことで業界によって違う角度から質問が来るので、その質問初めてされたな、考えてなかったなって

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