2024年1月5日15時00分 スポーツ報知
負けを知る、すべての人へ。
世界を爆笑と感動の涙に包む、
”偉才”
タイカ・ワイティティが送る
人生の応援歌!
★INTRODUCTION★
負け犬と呼ばれたアスリートたちが、逆境をはねのけて大いなる結果を残す。スポーツにまつわるドラマチックな実話は、これまでも数々映画化されている。だが、まだこの手の感動逸話はあった。それが「米領サモアサッカー代表チーム」。国際大会で史上最大の点差で大敗し、公式戦でも全敗。10年以上FIFAランキング最下位の彼らが、2014年FIFAワールドカップブラジル大会予選で初の勝利を勝ち取った爽快なエピソードは、ドキュメンタリー映画にもなったほどだ。
これを「ジョジョ・ラビット」(2019)でアカデミー賞を獲得したタイカ・ワイティティが完全映画化。トランスウーマン(サモアでは第3の性=ファファフィネと呼ばれる)の選手が初めて公式戦に出場したことをはじめ、実話をほぼ活かしただけでなく、コーチとチームの強烈な個性のぶつかりあいをコミカルかつ感動的に描き出した。コーチのトーマス・ロンゲンを演じたのは「X-MEN」シリーズのマグニート役で知られるマイケル・ファスフェンダー。
”負けを知る”すべての人人々にエールを贈る、感動と興奮のスポーツ・コメディドラマだ。
★STORY★
2001年のW杯オセアニア予選で米領サモアチームは対オーストラリア代表戦で0-31という記録的惨敗を喫して以来、その呼び名は「世界最弱チーム」。
2014年W杯予選では長年の汚名を晴らす1ゴールを決めたい…が、南太平洋ののどかな島国に暮らすアマチュア集団の彼らにとって、勝利は遥か彼方…。
そんな彼らをイチから叩き直すため、米国サッカー連盟が派遣したのは、トーマス・ロンゲン。選手としても指導者としても実力は十分。ところが、人生の試練の後、感情のコントロールがきかなくなり、サッカー連盟から追放寸前だった。はたして、のんびり個性派サモワチームと暴走熱血コーチのラストチャンスはいかに!?
■監督/脚本/製作
タイカ・ワイティティ
■出演
マイケル・ファスベンダー(トーマス・ロンゲン)
オスカー・ナイトリー(タヴィタ)
エリザベス・モス(ゲイル)
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■北米公開:11月17日
■製作年:2023年
■製作国:イギリス/アメリカ
■原題:Next Goal Wins
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