【共同通信杯】フォッサマグナ2戦目で重賞挑戦!藤沢和調教師「「いい瞬発力がある」

スポーツ報知
デビュー戦の切れ味が圧巻だったフォッサマグナ

◆第53回共同通信杯・G3(2月10日・芝1800メートル、東京競馬場)

 藤沢和雄調教師(67)=美浦=が、底知れぬ魅力を秘めた1戦1勝の良血馬2頭を重賞へと送り込む。第53回共同通信杯・G3(10日、東京)はフォッサマグナ、クイーンCはミリオンドリームズで、鞍上はいずれも名手のルメールを予定している。

 2戦目での重賞挑戦、しかも昨年の最優秀2歳牡馬が相手でも、フォッサマグナには互角か、それ以上に渡り合えそうな雰囲気がある。昨年12月、中京でのデビュー戦。スタートがひと息で中団より後ろから進めたが、上がり3ハロンが2位より1秒も速い33秒7。楽に前をかわして、先頭でゴールした。「いい瞬発力がある。それが持ち味。能力は高い」と、藤沢和調教師は一目置いている。

 前走のあとは放牧に出され、1か月前に帰厩してこの一戦へ順調に調整されてきた。4戦4勝で朝日杯FSを制したアドマイヤマーズが待ち受ける一戦。「メンバーは強力だけど、実力を見てみたい。どれくらいやれるかね」。単に挑むだけではない。勝算を見込んでの参戦だ。

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