丸藤を退け防衛したGHC王者・清宮海斗、拳王と合体「新しい風景を作るにはあなたの力が必要」…3・10横浜文体大会

スポーツ報知
タッグを結成した拳王(左)と清宮海斗

◆プロレスリング・ノア「ザ・リーヴpresents GREAT VOYAGE2019 in YOKOHAMA」(10日、横浜文化体育館)観衆2466人

 プロレスリング・ノアのGHC王者・清宮海斗(22)が10日の横浜文化体育館大会で丸藤正道(39)をタイガースープレックスホールドで破り、3度目の防衛戦に成功した。

 2月にオーナが代わり新体制となったノアにとってこの日の横浜文体が新たな船出だった。マットの色を2000年8月に三沢光晴さんが旗揚げした当時の緑から白へ変更。新生ノアを背負った清宮は、三沢さんの愛弟子だった丸藤を破り新時代の旗手となった。試合後、マイクを持った清宮は「丸藤さん、ありがとうございました」と感謝を捧げた。「今日ここに来てくれた皆さん1人1人に心から感謝します。今日、ここに来て良かったって皆さんが思えるようにこれからもっともっと新しい風景を作っていきます」と目標を掲げた。

 続けて「もっと大きなパワーが必要です。第1試合でくすぶっているヤツがいる。拳王出てこい」と呼びかけると拳王(33)が登場。リング上で対峙すると、清宮は「新しい景色を作っていくには、あなたの力が必要です」と共闘をアピールし、拳王も「メジャー団体のプロレスリングノアの景色をもう1度見せてやろうぜ」と呼応した。電撃合体した2人は、4月6日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開幕する「グローバルタッグリーグ2019」に参戦。V3に成功した清宮は、タッグリーグでも「新しい風景」を見せる。

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