メイウェザー一転 パンチのみ9分間エキシビションマッチで那須川戦に合意
スポーツ報知

プロボクシング元世界5階級王者フロイド・メイウェザー(41)=米国=とキックボクシングの“神童”那須川天心(20)=TARGET=との対戦が大みそかの格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で、予定通り実現することが16日、判明した。
「RIZIN」の榊原信行実行委員長が自身のツイッターを更新し「フロイド・メイウェザー選手とのミスアンダースタンディング(誤解)は解決しました。彼は那須川天心選手と対決します」とつづった。両者は5日に都内で記者会見し対戦を発表したが、メイウェザーがその後、インスタグラムで合意を否定していた。
米ニュースサイトのTMZスポーツによると、メイウェザー自身も「(那須川との対戦を)実現させる」と述べたと報じた。本人によると、試合は9分間のエキシビションマッチで、蹴りはなくパンチのみ。「これまでで最高の賞金を集める。私はボクシングから引退したばかりだから、世界中に出演して、大金を稼ぐ」と語ったという。那須川はこの日、都内で開かれたキックボクシングの「RISE」(17日・両国国技館)の前日会見に登場するも、メイウェザーについては一切コメントしなかった。
メイウェザーの1試合のファイトマネーは100億円を超えるといわれ、15年5月に行われた世界6階級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)との一戦は、合計550億円とされた。米誌フォーブスが6月に発表した「スポーツ選手億万長者番付」では、年収約313億円で1位になり、世界で最も稼ぐスポーツ選手とされている。