「誰とでも戦う」プロレス復帰の大仁田厚がターザン山本氏、さらにアイドル女子王座に挑戦まで表明

スポーツ報知
アイドルのプロデュースを発表した大仁田厚とアイドルレスラーたち

 28日にプロレスリングA―TEAM鶴見青果市場大会で1年ぶり7度目のプロレス復帰戦を行った元参院議員の大仁田厚(61)が一夜明けた29日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館で開かれた「スターダム★アイドルズ旗揚げ戦」(12月2日・新木場1stRING)の記者会見にプロデューサーとして出席した。

 会見では、大仁田の妹分でアイドルレスラーの中野たむGM(年齢非公表)オーディションに合格したスターダム★アイドルズの新メンバー15人のお披露目が行われ、大仁田プロデューサーも同大会で、元週刊プロレス編集長のターザン山本氏(72)と6人タッグデスマッチで対戦することが発表された。

 「ちまたではボラレス、ボランティアレスラー、いや“ぼったくりレスラー”と呼ばれてます。アイドルも戦いの中で勝ち上がってセンターを取る。そのイロハを教えます。今からのアイドルは根性です。ガッツです。芸能界は何があるかわからない。抱かれたくないナンバー1の出川哲朗があれだけ人気が出た」と熱弁し、爆笑を誘っていた。アイドルのチャンピオンベルト「PWGP」に「何だこのパンダのベルトは? 俺も挑戦する。誰とでも戦います」と何にでもからみ、中野たむGMも「来年夏ぐらいにと」受け入れていた。

 会見中にターザン山本氏が乱入し「お前を引退させないと気がすまないんだよ」と言い放つと「俺はもう引退してるって。机の上にパイルドライバーしてやる」と大仁田は言い返していた。

 大仁田は28日の復帰戦では、メインイベントでストリートファイト・エニウェアフォール電流爆破バット&有刺鉄線地雷ボードデスマッチ時間無制限一本勝負で、大仁田、ケンドー・カシン、HASEGAWAとトリオを結成し、キム・ドク、橋本友彦、雷電組と対戦し13分09秒、電流爆破バットで雷電をフォールし勝利を飾った。

 昨年10月31日に7年ぶり7度目の引退試合を行った大仁田。今年4月に佐賀県神埼市の市長選に出馬したが落選。神埼市に住みながら、レスラー稼業を再開する。1月に英国、4月に米ニューヨークで海外遠征する予定も入っており、2月19日に両国国技館で行われる師匠・ジャイアント馬場さんの没後20年興行「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」にも参戦を表明している。

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