“大鵬3世”納谷幸男、デビュー4戦目で初のマイクパフォーマンス KAZMA SAKAMOTOと遺恨勃発

リアルジャパンプロレス「原点回帰」▽タッグマッチ30分1本勝負 〇河野 真幸、納谷幸男(12分13秒、シャイニングウィザード→片エビ固め)崔 領二、KAZMA SAKAMOTO●(3日、東京・後楽園ホール)
リアルジャパンプロレス「原点回帰」が3日、後楽園ホールで行われ、大相撲の元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の長男、納谷幸男(23)がデビュー4戦目でWRESTLE―1の河野真幸(38)とタッグを結成し、崔領二(38)、KAZMA SAKAMOTO(35)と対戦し、河野がシャイニングウィザードでSAKAMOTOを抑え勝利。納谷は、試合後、SAKAMOTOから挑発され、初のマイクパフォーマンスを敢行した。
河野に敗れたSAKAMOTOがマイクを持って納谷を挑発した。「オイ、幸男!お前に負けたんじゃねえぞ!勘違いすんな」と突きつけられると、納谷はマイクを手に「やってやるよ!」と絶叫。デビュー4戦目で見せた初のマイクに会場はヒートアップだ。最後はSAKAMOTOが「また遊んであげますよ」と再戦を約束し両者に遺恨が勃発した。
試合では、初タッグとなる河野とダブルのブレーンバスターなど息のあった連携を披露。途中、場外乱戦で劣勢に立たされたが、身長2メートルの巨体を生かした相撲タックルで敵を圧倒した。控室へ戻る通路ではSAKAMOTOからの挑発に「ぶっ殺してやるよ!」と物騒な言葉と共にドアを蹴り上げ、今までになかった闘志を露わにした。
試合後は、「相手ペースで試合を進められるのは最初から分かってましたから、その中で自分のいい部分を出せたらと思い試合をしました。その部分は出せたかなと思っています」と手応えを見せた。SAKAMOTOからの挑発に「いろんな意味でこれがプロレスなんだと。試合前にKAZMAさんがプロレスを教えると言ってくださって、リングに上がっていろんなプロレスを教えて下さったと思いました。だけど、試合後、こういう形になったんできっちりやりたいと思います」と意気込んでいた。