舌がん闘病の堀ちえみ「あ～ぁお腹空いた！」空腹感との戦い

　２月２２日に舌がんの手術を行った堀ちえみ（５２）が４日、「お腹が空いた」のタイトルで自身のブログを更新した。

　堀は「昨夜は良く眠る事が出来ました。家族とたくさん笑って、話をしたのが良かったのかな。家族の楽しい会話を聞いてると、これからも乗り越えていこうという、意欲に繋がります」と報告。

　また「昨日の我が家の夕飯は、またまた主人が作ってくれたそうです。昨日は社会人の息子あきひろと、料理が好きな息子尋紀もいたので、いろいろと手伝ってもらえたと思います。主人から写真が送られて来ました」とつづり、食卓の写真をアップ。「頑張って作ってくれたんだなぁ。骨付きチキン焼くの、大変なんだよね～子供たちのために…そして私が安心して、治療に専念できるように…主人の優しさ、心配りに感謝しています。写真から子供たちの笑い声が、聞こえて来そうです」と家事を担っている夫に感謝した。

　自身は「術後の私の食事はというと、暫くは点滴だけでしたが、今は鼻から胃に管を通して、そこから栄養を流し込んでいます。栄養をたっぷり摂取した方が、体力や傷の回復がいいので、濃度の高い流動食のような物です。味などは分かりません」とまだ通常の食事を取れていないことを明かしたが、「何かを食べたいとか、そういう欲は全くなかったのですが…今朝起きて一番最初に思った事。『あ～ぁお腹空いた！』この感覚に驚きました」と久しぶりに空腹感を感じたことを告白。

　「こんなふうに思えるのは、また少し回復したのかなと思いました」としたが、「でも実際に食事が出来るようになるには、時間が掛かります。空腹に耐えるという修行が、今後プラスされるんだと思うと、心の中がざわつきます」と複雑な思いをつづった。　

　その上で「明日からリハビリが始まります」と明かし、「頑張って早く食事が出来るように、なりたいです。病気を通して、無欲になっていましたが、全くの無欲だと、回復できない。敢えて欲を見つけて、あれもしたい！これもしたい！こうなりたい！って言う気持ちが、リハビリを乗り越えて行く力になるんだなと、実感しています。今日からまた、新しい一週間が始まります。週末には又少し前進しているかなぁ」と思いを記した。