米倉涼子、3度目の米ブロードウェー主演決定…ミュージカル「CHICAGO」
スポーツ報知

女優の米倉涼子(43)が7月1~14日に米ニューヨーク(NY)のアンバサダー劇場でミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」に主演することが24日、分かった。2012年、17年に続き、日本人女優では史上初となる3度目のブロードウェー主演となる。
99年6月30日の「女優宣言」から20年。米倉が女優生活20周年の節目をミュージカルの聖地でスタートする。7年前、日本人女優ではナンシー梅木さん以来、54年ぶりにブロードウェーで主演を果たした「CHICAGO」。2年前の再演も史上初の快挙だったが、自身で記録を更新した。08、10年の日本語版でも演じたロキシー・ハート役を、全て英語のセリフで演じる。
20年の女優生活の中で「自分がほれこんでつかみにいった唯一の仕事」と公言するほど、同作への思いは強い。12年にNY公演が決まった際は「私は『CHICAGO』をやるために生まれてきた」と涙を見せたほどだ。
17年の公演終了後も、休みの度に渡米し観劇しており「初めて見た時にすぐに恋に落ちた作品。ダイヤモンドのような輝きを放ち続けてます。ちょうどこの時期(20周年)にやれるというのは感動的。歌も踊りもコツコツ磨き直します」と笑顔。NYの初演から7年がたち「落ち着いた、大人なロキシーができたら」と決意を新たにしている。
米公演後の8月1~4日に大阪・オリックス劇場で、7~18日に東京・東急シアターオーブで凱旋公演を行うことも決定。「いつも最後のつもりでやっている」とあって、今回も注目を集めそうだ。