高橋克典、「途中でやめた」ラグビーにトライ

スポーツ報知
NHKドラマ「不惑のスクラム」の撮影に参加した(後列右から)高橋克典、萩原健一、渡辺いっけい、村田雄浩ら

 俳優・高橋克典(53)らが30日、宝塚市内でNHKドラマ「不惑のスクラム」(9月1日スタート、土曜・後8時15分)のロケ取材会に出席した。

 今作は、人生に絶望し死に場所を探していた主人公が、40歳以上がプレーする「不惑ラグビー」のチーム「大坂ヤンチャーズ」でさまざまな年代の仲間と出会い、再び生きる意味を見つけていく人間ドラマ。主演の高橋は、高校1年までラグビーをしていたそうで「『筋がいいからちゃんとやってみろ』と言われたけど途中でやめてしまった。だからこそ尊敬の思いがある」と話した。撮影は7月上旬から始まっており、気温30度を超える炎天下で連日体を動かしたおかげで真っ黒に日焼けした様子。「地黒なんで。休日はちょっと芝刈り(ゴルフ)にも行ったりしましたけど」と白い歯をのぞかせた。

 またこの日、新キャストとして萩原健一(68)が発表された。ステージ4の末期がんに冒されながらも、ラグビーを支えに懸命に生きるクラブチームの創設者を演じる。「球技がまったくダメなんです。監督の言うことをきちんと聞いてやっています」と苦笑いだった。

 一方、中学3年から大学までラグビーに打ち込んだ俳優・高橋光臣(36)も出演。「この作品に携われてとても光栄です。でもラグビーがすごく下手くそな役なので、8年間ラグビーで培ってきた翼をもぎ取られたような感じ」と笑わせていた。

 オヤジだらけの現場だけに、「同年代が集まっているので、夜のチームワークは大変によくなっています」と村田雄浩(58)が言うと、松尾諭(42)は「高橋さんは主演で朝も早いということで、飲み会への参加が足りない。もうちょっと参加していただきたい」とダメ出しされていた。共演はほかに渡辺いっけい(55)、徳井優(58)ら。

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