さだまさし、通算ライブ数は4304回「イチローの安打数までもうちょっと」

スポーツ報知
ラゾーナ川崎でミニライブを行った、さだまさし

 10月にデビュー45周年を迎える歌手のさだまさし(66)が7日、ラゾーナ川崎で通算45枚目のアルバム「Reborn~生まれたてのさだまさし~」の発売記念イベントを行った。

 自身初のリリースイベントで大勢のファンを見渡し「アイドル時代を思い出す。どんなに歌っても館内放送は続くね。バーゲンのついでに聴いてくれたり、無関心の人は全く他人事だよ」とチクリ。代表曲「北の国から~遥かなる大地より~」をファンと大合唱し、アルバム収録の「茅蜩(かなかな)」と2曲を熱唱した。

 45年を振り返り、「そのうち40年は借金を返す日々。長かったな。最後の3年はつらかった」としみじみ。今作では、ナオト・インティライミや池田貴史(レキシ)らとコラボ。「思いがけない血が入ってきて、若い人たちが反応する音を渡してくれた。新しい音楽を作ろうと、違うところに一歩踏み出せた」と充実の表情を浮かべた。

 通算ライブ回数は6日時点で4304回を誇り、「イチローの安打数(日米通算4367本)までもうちょっとです」とニヤリ。45年間ほぼ毎年アルバムを発表しており、「音楽が好きなんでしょうね。発売1か月たつと粗しか見えなくて、前の作品は消したくなる。完璧なものができたらやめます」と話した。

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