ドジャースのカーショー 3年総額約105億円で契約更改
スポーツ報知

ドジャースが2日(日本時間3日)、エースのクレイトン・カーショー(30)と新たに2021年までの3年契約で合意したと発表した。総額9300万ドル(約105億円)。20年までの7年契約を結んでいた左腕は今オフに残り2年を破棄するオプトアウトの権利を持っていたが、行使せずに契約を更改した。
通算153勝のカーショーは、最多勝3度、最優秀防御率4度獲得し、サイ・ヤング賞に3度、14年にはMVPに輝いた。しかし、最近3年間は故障が目立ち、今季は26試合で9勝5敗、防御率2・73と、連続2ケタ勝利が8年で途切れ、ワールドシリーズでは2試合に先発し2敗で、力の衰えではないかと報じられた。チームは6年連続地区優勝も2年続けてワールドシリーズに進出しながら敗退。来季は31年ぶりの世界一を目指す。
なお、エース左腕の残留決定で、西武からポスティングシステムでメジャー挑戦を目指している菊池雄星投手(27)の獲得も微妙になってくる可能性はある。