マエケン、シリーズ最長の延長15回から2イニング無失点 日本人最多タイPS19登板
スポーツ報知

◇ワールドシリーズ第3戦 ドジャース-レッドソックス(26日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手(30)は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたレッドソックスとのワールドシリーズ第3戦でシリーズ史上最長となる延長15回から救援登板。上原浩治に並び日本人最多タイとなるポストシーズン通算19試合目の登板は2イニングを投げ、5奪三振1安打無失点に抑えた。
2-2で迎えた延長15回、7番手としてマウンドに上がった。先頭のヌネスの一塁内野安打、ブラッドリーの四球で無死一、二塁としたが、続くバスケスの投前へのバントを華麗なフィールディングで三塁封殺。レオンをチェンジアップで空振り三振、ベッツを外角高めへのスライダーで見逃し三振に仕留めた。
延長16回も続投。先頭のボガーツをスライダーで空振り三振に抑え、続く投手のイオバルディは149・6キロの直球で見逃し三振。キンズラーは空振り三振に抑え、前のイニングから5者連続三振をマークした。2回36球、5奪三振1四球、1安打無失点だった。
試合は両軍とも譲らずに試合時間は6時間40分越え。これまでシリーズ最長だった2005年のアストロズ・ホワイトソックス戦で記録した5時間41分を越えてシリーズ最長。ポストシーズン最長だった6時間23分も更新した。