エンゼルス大谷、復帰戦は4タコ3三振
スポーツ報知

◆マリナーズ4―1エンゼルス(3日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)は3日(日本時間4日)、敵地のマリナーズ戦で「6番・指名打者」で約1か月ぶりに出場した。4打数無安打、3三振に終わった。
注目の第1打席は3点を追う2回先頭。西武に所属した左腕、ルブランに対して2球目から積極的に振っていったが、最後は外角低めへ決まるカットボールに手が出ず見逃し三振に倒れた。
シモンズの左越えソロで2点差に迫った4回1死は初球打ちしたが、左邪飛。7回1死は初球から積極的に振っていったが、1ボール2ストライクから見逃し三振を喫した。
3点を追う9回2死は剛腕の守護神・ディアスと対戦。2球で簡単に追い込まれ、最後は4球目、低めへのスライダーに空振り三振を喫した。4打数無安打3三振。今季は打率2割8分となった。
打者・大谷は6月4日の本拠地・ロイヤルズ戦で代打出場したのが最後。先発出場は「5番・指名打者」だった同3日の本拠地・レンジャーズ戦以来、約1か月ぶりだ。
右肘の内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、6月7日に自身の血小板を大量注入して治癒を促進するPRP(多血小板血漿)注射を受けた。同8日に故障者リスト入りし、同28日から両手での打撃練習を再開。マイナーでの調整を行わず、この日メジャー復帰した。