【センバツ】21世紀枠の石岡一、富岡西、熊本西…3校の選考理由

スポーツ報知
今年は3月23日から始まるセンバツ高校野球

 第91回センバツ高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、21世紀枠に石岡一(茨城)、富岡西(徳島)、熊本西(熊本)の3校が選出された。

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 石岡一:評価の高かった2校を中心に検討され、最終的に石岡一が選ばれた。

 普通科のほかに園芸科などがあり、実習で部員全員がそろいにくいなどのハンディキャップを、短時間ながら工夫をこらした練習でカバーしている。大学進学率とは違った、農業を通じた「新しい文武両道を示す可能性がある」などと評価された。

 富岡西:西日本は「いずれも甲乙つけがたい」という白熱した議論の末、富岡西が選出。

 人口減少が続く徳島・阿南市にある進学校。同市が「野球を通じた町づくり」を進める上で、1896年創立の地域密着型の伝統校が重要な役割を果たしている、などとされた。

 また過去2回、21世紀枠の四国地区候補校に選ばれていることは、有意義な取り組みが継続してなされていることを示すと高い評価を得た。

 熊本西:残った7校から1校を選出、東日本、西日本の選考で高い評価を得ながら選出されなかった各校を検討し、議論の末に熊本西を選んだ。

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