智弁和歌山が大阪偕星学園に逆転勝ち 元巨人の中谷仁監督が初のセンバツ出場に王手
スポーツ報知

◆秋季近畿大会 ▽1回戦 智弁和歌山12―5大阪偕星学園=8回コールド=(27日・ほっともっとフィールド神戸)
第91回センバツ高校野球大会(来年3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決める重要な参考資料となる秋季近畿大会で、智弁和歌山(和歌山1位)が大阪偕星学園(大阪3位)に16安打12得点で8回コールド勝ちし、2年連続のセンバツ出場に前進した。
智弁和歌山は2―4の6回、綾原創太三塁手(1年)の3ランで逆転。東妻純平捕手(2年)の適時二塁打と佐藤樹一塁手(2年)の2点適時打で、この回6得点を挙げた。8―5の8回は佐藤の適時内野安打と綾原の3点二塁打で4点を追加した。
巨人、阪神などで活躍し、8月に就任した中谷仁監督(39)は「苦しい展開だったが、何とかひっくり返せた」と、ホッとした表情を浮かべた。3安打6打点と大活躍した9番の綾原は「感触は良かったけど、入るとは思わなかった」と、高校通算4本塁打目に喜びをかみしめた。