龍谷大平安、サヨナラで甲子園通算100勝
スポーツ報知

◆第100回全国高校野球選手権記念大会 第7日第1試合(11日・甲子園) ▽1回戦 龍谷大平安3X―2鳥取城北
龍谷大平安(京都)がサヨナラで鳥取城北を破り、甲子園通算100勝を挙げた。
龍谷大平安は初回1死二塁から、3番・松本渉中堅手(3年)が右越えに適時三塁打を放ち先制。4回2死二塁からは、エース右腕・小寺智也(3年)が自ら中越え適時打を放ち、リードを2点に広げた。
2点を追う鳥取城北は、8回1死二塁から、山下泰輝捕手(3年)が中前適時打。続く吉田修平左翼手(3年)が左越えへ適時三塁打を放ち、同点に追いついた。
龍谷大平安は9回2死から、1番・水谷祥平右翼手(2年)が四球で出塁。二盗、三盗を決めると、2番・安井大貴左翼手(3年)が左翼線へサヨナラ打を放った。原田英彦監督(58)は歓喜に沸くナインを見つめ、グラウンドで涙を流した。
この夏は「100回大会で甲子園100勝」をチームの合言葉に、一丸となって戦ってきた。
龍谷大平安は、春40度、夏34度甲子園に出場し、春が40勝39敗1分、60勝30敗の成績を残している。
甲子園通算勝利数の歴代1位は、中京大中京(愛知)の133勝(47敗)。