プロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「第8回ゴールデンスピリット賞」の表彰式が24日、東京・虎ノ門のホテルオークラで行われ、ソフトバンク・和田毅投手(25)が受賞した。同投手は、投球数に応じて発展途上国にワクチンを寄贈(2年間で約10万本)し、多くの子供たちの命を救った。表彰式で長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(70)から激励された和田は胸を熱くし、来季は寄贈ワクチンの本数を投球数のほかに、リーグ優勝、日本一、各タイトル獲得で、各1万本ずつ増量する考えを明かした。副賞の200万円は、特定非営利活動法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄贈された。