日本のプロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」の表彰式が2003年11月28日、東京・虎ノ門のホテルオークラで行われた。第5回を迎える今回の受賞者は、本拠地のある名古屋市内の病院を訪れ、病気に苦しむ少年少女を励まし続けてきた中日・井上一樹外野手(32)。350人が出席した表彰式には長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督、ダイエー・王貞治監督も顔を見せ、井上選手の“場外アーチ”を祝福した。同選手には安原道夫・報知新聞社社長からトロフィーが贈られた。なお、副賞200万円と阿部雄二賞の100万円の中から200万円が報知新聞社を通じて福祉施設、団体などに寄贈された。