松本人志、米朝首脳会談の決裂は日本にとって「ポジティブサプライズだった」

スポーツ報知
ダウンタウンの松本人志

 「ダウンタウン」の松本人志(55)が3日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演。ベトナムの首都ハノイで行われたトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が決裂したことを受け、日本にとって「ポジティブサプライズだった」との見方を示した。

 番組では、今回の首脳会談を特集。会談は、焦点となっていた北朝鮮の非核化を巡り合意できず、事実上決裂した。北朝鮮は寧辺の核施設廃棄の見返りに制裁の全面解除を求めた模様だが、トランプ氏は「不十分」として拒否。韓国内で期待が高まっていた朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言についても一致できなかった。

 こうした結果に松本は「ニュースを今回の見てますけど、いろんなニュースの方、抑え気味でやってますけど、本当は失敗したわけじゃないですか。あんまり、おおぴっらには言わないけど、どっかで、ヨシっていうところありますよね」と指摘。その理由を「実は日本は結構、やばかったと思っているんです。中途半端な経済制裁緩められたら日本はすごく孤立しちゃうから、これは相当、ポジティブサプライズだった」との見方を示した。

 その上で「大変ですよね、北朝鮮これから」とし「習おじさんに相談もせなあかんし、文お兄ちゃんにもどうしようかと」と習近平国家主席を「おじさん」、韓国の文在寅大統領を「お兄ちゃん」と独自の表現をし、今後、金委員長が両首脳へ相談することを予想した。続けて「でも、文お兄ちゃんも唖然やと思うんですよ。これやられたら、文お兄ちゃんも文お兄ちゃんで日本に結構、めちゃくちゃ言うてもうてんけど」と文大統領の心境も推し量った。

 この松本の見方にゲストでコリア・レポートの辺真一編集長は「まったくその通りです。もう私コメントする仕事ありません」とうなずいていた。

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