藤井聡太四段が2018年黒星スタート…尊敬する谷川浩司九段との初対局はお預け

スポーツ報知
大橋貴洸四段(左)と対局し、初手を指す藤井聡太四段。床の間には谷川浩司九段がしたためた「道法自然」の書が

 大阪市福島区の関西将棋会館で6日に指された王位戦予選で、先手の藤井聡太四段(15)は、大橋貴洸(たかひろ)四段(25)に104手で完敗し、2018年黒星スタートを喫した。公式戦通算成績は55勝11敗。

 角交換から始まった同期対決。藤井四段が考慮に時間を費やし、大橋四段より早く持ち時間(4時間)を減らす苦戦をしいられ、そのまま押し切られた。対大橋四段戦は昨年11月の棋聖戦予選に続く2連敗で、両者の対戦成績は2勝2敗に。

 藤井四段は、勝っていれば、同じく中学生棋士としてデビューして21歳で史上最年少名人になった憧れの谷川浩司九段(55)と今月22日に初対決が待っていたが、トーナメント敗退により今後にお預けとなった。

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