上野公園の噴水前広場で「こんにちは! シャンシャン祭り」開催
スポーツ報知

上野動物園(東京都台東区)でジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャン(雌)の公開が始まったことを受けて6日、上野公園の噴水前広場で「こんにちは! シャンシャン祭り」が始まった。
会場にはシャンシャンの誕生から今までの成長を記録した動画を上映するコーナーのほか、地元商店街アメ横などのブースも設置され、関連商品を販売している。パンダの着ぐるみも登場した。期間は8日までの3日間。
初日のこの日は、1965年から毎年夏に「しゃんしゃん祭り」を開催している鳥取県の平井伸治知事(56)が来訪した。「都知事が来なくても、鳥取県知事が来るんです! シャンシャンの誕生は国民の喜び。50年以上前から『しゃんしゃん祭り』をやっている県の代表として、このイベントのためだけにやって来ました」と便乗PR。上野動物園の福田豊園長に「しゃんしゃん傘踊り」で使う傘を贈呈した。
平井知事は「上野の黒門(東京国立博物館敷地内)は、もともと鳥取藩のものだった。隅田川で行われている流し雛(ひな)の風習は鳥取にもある。シャンシャン以外にも上野と鳥取の縁は深い」とあながちこじつけではないことをアピールした。福田園長は「鳥取とご縁があるとは思いませんでした。ありがたく思います」とあいさつし「今後は双子が生まれたらいいな」と思っています」とシャンシャンの妹か弟が誕生することを願っていた。